【事例】PLSの支援で中学生の女の子が復学を果たしました!後編

いである先生
株式会社PLS 復学支援 中学生復学事例

ブログ読者の皆様、こんにちは!

いであるです。

前回は、Aさんが、登校刺激直後に、親御さんの前では登校への不安を口に出し始めたところで終わりました。

今回は、どのようにしてAさんが不安を乗り越えて復学を果たしたのかについて書いていきます。

いよいよ後編、完結です!

ご覧ください。

【事例】PLSの支援で中学生の女の子が復学を果たしました!中編
ブログをご覧の皆様、こんにちは。いであるです。前回は、中学生の女の子に登校刺激を行い、「学校に戻りたい」という本心を引き出して、訪問カウンセラーに繋げたところまでを書きました。今回は、訪問カウンセラーの導入から、復学するまでの様子を書いていきます。

学校に行きたい気持ちと不安は隣りあわせです!

株式会社PLS 復学支援 学校に行きたい気持ちと不安は隣りあわせです!

登校刺激の後に、お子さんが復学の不安を口にするのはAさんのご家庭だけではなく、多くのご家庭でもよく起こることです。

「本当は学校に行きたい!」

「今のこの状況をなんとかしたい!」

登校刺激というのは、上に書いたような、本来お子さんが持っている気持ちを最大限に引き出し、学校に復学できるきっかけを与えます。

そのため、登校刺激中は、1人の時間に比べて、支えてくれる訪問カウンセラーが隣にいる分、「これだと戻れるかも」と強く思える効果があるのです。

Aさんも、登校刺激をした時には、登校意思が引き出されて「学校に行きたい!」「これだと行ける!」という気持ちが高まっていました。

11ヶ月も登校できていないので、どれだけ登校意思が高まっていたとしても、当日が近くなってくると、不安に押しつぶされそうになって当然です。

なぜ、子どもたちは不登校になるのか。自力で復学が難しい理由とは?
ブログをご覧の皆様、こんにちは。いであるです。「まさかうちの子が不登校になるなんて…」「なぜうちの子だけが…?」不登校に悩みを抱える親御さんの大半がこのような気持ちになったことがあるのではないでしょうか。「なぜ子どもたちは不登校になるのか?」私の見解を書いていきます。

訪問カウンセラーと一緒に復学準備を進める中での登校宣言

株式会社PLS 復学支援 訪問カウンセラーと一緒に復学準備を進める中での登校宣言

ここでも訪問カウンセラーの出番です!

登校刺激後は、本格的にAさんにとって必要な復学準備を進めていきます。

まずは、カウンセラーがAさんが通っている学校行き、先生方にご挨拶を。

Aさんの現状やなぜ学校に行きづらいのか、そもそも行けなくなったきっかけなど必要なことを全て情報共有します。

その後、その日のうちに、復学準備の1つである「家庭訪問」を担任の先生にしていただきました。

カウンセラーが付き添った上で本人から「◯月◯日から学校に行きます。よろしくお願いします。」と先生に登校宣言をすることが出来ました。

最初は先生と会うこともにも緊張していたAさん。

それでも終わってみると「会えてよかった!」と笑顔で感想を話してくれました。

こうして、1つずつお子さんにとって必要な復学準備を進めていき、学校へのハードルを下げていくと同時に、自信をつけていってもらうのです。

支援現場より!訪問カウンセリング中に見える、お子さんの成長とは?
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復学前日リハーサルから、復学当日の様子

株式会社PLS 復学支援 復学前日リハーサルから、復学当日の様子

家庭訪問の後は、学校の先生と連携をとり、4つの復学準備を行いました。

復学日の前日は、登校のリハーサルに行きます。

①自らの足で家から学校までの通学路を歩き、今の体力や自分は徒歩何分で学校に到着することが出来るのかを確認。
②重たい荷物をカウンセラーと一緒に学校に持っていく。
③下駄箱や教室の場所、自分の座席を確認。
④黒板の字が見えるか視力の確認や、掲示物に自分の分だけ無ければその場で作成したり、係や委員会、移動教室など細かなことを1から10まで確認。

これが、今回のリハーサルです。

お子さんによって、リハーサルの内容は異なります。

実際に自分の席に座ってみて「明日の今頃はここに座ってるのか〜」と教室の空気を吸ってもらい感覚を掴んでもらいます。

学校から帰った後、Aさんに「お疲れ様!」と労いの言葉をかけると「緊張するけど探検みたいで楽しかった♪」と笑っていました。

寝る前も、親御さんから聞いた話だと「明日早いからもう寝ようかな」と登校を意識した会話と行動ができたそうです。

いよいよ復学日の当日。

6時に目覚まし時計をセットして、親御さんが声かけをする前に起きられたようです。

表情は緊張していましたが、固すぎることもなく、登校刺激の日と比べたら見違えるほどスッキリした顔をしていました。

準備期間にしっかり自信をつけて、学校へのハードルが下がっている証拠です。

出発する時は「行ってきます!」と挨拶をして、友達との待ち合わせ場所まではカウンセラーと向かい、時間通りに友達と待ち合わせしてからは堂々とした足取りで学校に入ることが出来ました。

カウンセラーがAさんを学校まで見送ってからは、ご自宅へ帰りご両親に復学報告をしました。

お父さんもお母さんも涙して「ありがとうございます。…信じられません。」と言葉が出ない様子でした。

【PLSの復学手法!】訪問カウンセリングとコーチングとは?
ブログをご覧の皆様こんにちは!いであるです。

PLSの支援で中学生の女の子が復学を果たしました!後編「まとめ」

株式会社PLS 復学支援 PLSの支援で中学生の女の子が復学を果たしました!後編「まとめ」

不登校期間中のAさんの様子を一緒に振り返り、もう不登校にならないようにどのように接していく必要があるのか、今後のAさんのご家庭の課題について、そしてAさんのご家庭に合った家庭教育について話し合いました。

PLSの復学支援である「不登校サポートコース」を受講されたご家庭が、復学後に安定した継続登校が出来るのには理由があります。

お子さんへの精神的なフォローはもちろん、学校との連携を続けていき、登校しやすい環境作りの徹底、そして少しずつ周りと同じように過ごせるように段階を踏み乗り越えていけるように物理的なフォロー(生活リズムの調整、勉強サポート、定期的にその子に合わせたコミュニケーションを取る)を心掛けています。

また、復学率100%という点においては、復学準備に力を入れています。

それぞれのお子さんに合った無駄のない復学準備が、どれだけ徹底できるかが復学できる鍵になっていると私たちは考えているからです。

今、お子さんの不登校に悩んでいる親御さん。

「家庭だけで改善してみようと色々な手を打ってみたけどどれもダメだった。」
「学校と協力してみたけど動けなかった。」
「スクールカウンセラーさんに相談したけど解決しなかった。」

このような話はよく耳にします。

まだお子さんの復学を諦めたくないということでしたら、1度PLSにご相談ください。

PLSの訪問カウンセラーが、あなたのお子さんの1番の味方になり、必要な復学準備を一緒に進めていくことが出来るかもしれません。

長くなりましたが、前編、中編に続き最後までご覧いただきありがとうございました!

それでは次回のブログでお会いしましょう!

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