【復学支援の事例】友人トラブルから不登校になった小学生

いである先生
株式会社PLS 友人トラブルから不登校になった小学生復学事例

ブログをご覧の皆様、こんにちは!

いであるです。

冬休みが明けていくつかのご家庭が、不登校から復学を果たすことができました。

今回はそのうちの1つ、友達とのトラブルから不登校になった小学4年生の男の子が復学したケースについて書いていきます。

不登校が増え続ける理由と復学支援の必要性
ブログをご覧の皆様、こんにちは。めだかっこです。ここ数年、日本全体で不登校のお子さんが増加しています。文部科学省の調査によると、不登校の割合が年々上昇傾向にあり、多くの家庭が「どうすればよいか」と悩まれています。今回は、不登校が増加している...

不登校のきっかけ

株式会社PLS 不登校のきっかけ

彼の不登校は、約5ヶ月間続きました。

7月頃から、「今日は休みたい」と親御さんに訴えるようになり、その理由は仲の良かった友達からの心ない言葉でした。

当初、親御さんはそれを「いじり」と捉え、「小学生だから、周りも面白がって言っているだけで、あなたのことが嫌いで言っているわけじゃないと思うよ」と励まし、深刻には受け止めていませんでした。

しかし、毎朝「行きたくない」という言葉や、出発直前の行き渋りが続き、放課後には「今日はこんなことを言われた。もう嫌だ」などの発言も見られるようになりました。

親御さんは「無理をさせてはいけない」と判断し、「1週間くらい休もうか」と欠席を認め、「心を休めたらまた登校する」という約束をしました。

休みに入ると元気になってきましたが、約束していた登校前日には暗くなり、結局翌朝も登校ができないまま完全な不登校状態になったのです。

不登校になってからのお子さんの変化について
ブログをご覧の皆様、こんにちは!いであるです。「子どもたちは不登校になるとどのように変わっていくのか」今回は、これまで支援をしてきたご家庭のケースをもとに書いていきます。今、問題なく生活できている親御さんも、何かでお悩みの親御さんにも読んでいただきたいです。

支援機関への相談~PLSでの支援開始

株式会社PLS 支援機関への相談~PLSでの支援開始

不登校が数ヶ月続いた後、親御さんはスクールカウンセラーや市の機関に相談されました。

スクールカウンセラーからは「回復するまでゆっくり待ちましょう」「今は心の充電期間なので焦らないで大丈夫です」というアドバイスを受けたけれど回復の兆しがなく…。

市の相談機関では、メンタルフレンドの派遣を提案されましたが、お子さんはこれらを「いらない」と受け入れませんでした。

ご両親で今後の方向性を話し合い、「待ちましょう」に従って「待つだけでは不登校の状況は変わらない」と判断し、第三者が介入する復学支援機関を探され、11月にPLSに相談。

現状をお伺いし、ご家庭で受講について検討していただき、支援開始となりました。

PLSの初回相談が公式LINEからもできるようになりました!
ブログをご覧の皆様、こんにちは!めだかっこです。7月に入り、今月も新しいお問い合わせをいただいており、順次対応中です。これまでメールのみで対応していた初回の相談を、先月より、公式LINEでも行えるようになりました。今回は、公式LINEについ...

訪問カウンセラーとの対面

株式会社PLS 訪問カウンセラーとの対面

「いじめ」や「嫌なことをされた」ことをきっかけに不登校になったケースでは、繊細な対応が求められます。

PLSでは、「復学」「転校」「フリースクール」など様々な選択肢を検討し、無理に登校させることは避け、お子さんと直接話し合いの場を設けて、何度も気持ちの確認を重ねていきます。

11月に支援を開始し、12月にPLSのカウンセラーとお子さんが初めて対面しました。

お子さんはその日のうちに、自分の気持ちを正直に話してくれて、様々な選択肢の中でも「学校がいい」という思いを打ち明けてくれたのです。

自己肯定感が低く、不安を大きくしてしまっている印象を受け、私たちは彼の不安を1つずつ共感し、受け止め、具体的に何からできるのかを話し合い、支援を進めました。

PLSが復学支援で訪問型を取り入れている理由とは?
ブログをご覧の皆様、こんにちは。いであるです。PLSは、不登校のお子さんを対象とした復学支援を行う機関です。その中でも、訪問型支援を取り入れていることが大きな特徴です。不登校のお子さんが学校に戻るためには、個別の対応と丁寧なサポートが必要で...

復学準備~復学

株式会社PLS 復学準備~復学

冬休みに入る前に、私が直接学校へ伺い、担任の先生と校長先生にご挨拶をして、支援の説明、嫌がらせを受けていた事実確認、クラスの現状確認、訪問カウンセラーとの関係性についてお話ししました。

学校側からは、「全面的に協力します」とお返事をいただくことができました。

その後、訪問カウンセラーと一緒に
・勉強面のフォロー
・昼夜逆転の改善
・授業に必要な持ち物の準備  などを進めました。

冬休みに入り友達と会う日もセッティング。

元々仲が良かった友達とは、この日、楽しくゲームをして遊ぶことができました。

また、嫌がらせをしてきた友達からは、LINEで「僕のせいでごめんね」と謝罪の連絡がありました。

彼は、「どう返事をしたら良いですか?」とカウンセラーを頼ってくれて一緒に返事を考えて、何度かラリーを重ね、最後には「新学期から頑張って行くからよろしくね」と伝えることができたのです。

相手のお子さんからも「待ってるね」と返事があり仲直りもできました。

支援開始から約2ヶ月。

冬休みが明けた新学期初日の始業式に復学を果たすことができました。

現時点では友達関係でのトラブルは無く、平和に過ごせているようです。

不登校を乗り越え復学できたことは大変喜ばしいのですが、彼の性格上、頑張り屋さんでありながら長続きしない傾向があるため、継続的な支援が必要です。

まだまだ本人も親御さんも不安なことはあるようですが、定期的な訪問カウンセラーのサポートを行い、毎日の登校ができています。

休んでは支え、励まし、勇気づけることで、将来的には毎日学校へ行くことが当たり前となり、小さな不安を自分の力で乗り越えられる経験を積み重ねてほしいと願っています。

PLSの訪問カウンセリングでは、できることがたくさんあります!
ブログをご覧の皆様、こんにちは。不登校で悩まれている親御さんは、日頃から訪問看護や訪問カウンセリングという言葉を耳にすることが多いのではないでしょうか?PLSの訪問カウンセリングは、少々特殊です。今回は、PLSの訪問カウンセリングで、できることについて書いていきます。

【復学支援の事例】友人トラブルから不登校になった小学生「まとめ」

株式会社PLS 友人トラブルから不登校になった小学生「まとめ」

彼にはまだこの先も中学生活、高校生活が待っています。

この頃には「登校は当たり前」「しんどくても向き合わないといけないことがある」という感覚を身につけていってほしいです。

このように、PLSの復学支援は、お子さん1人ひとりの状況や性格に合わせた繊細な対応を行い、無理のない復学を目指しています。

今、お子さんの不登校で悩まれている親御さん。

ご家庭だけで抱え込むのが辛くなりましたら、一度PLSにご相談ください。

まずは無料相談にて現状をお伺いし、各ご家庭に合わせてどのような支援方法が適切なのか、支援のイメージなどをお話しさせていただきます。

支援枠が空いたこの機会に、お問い合わせください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

次回のブログでお会いしましょう。

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