ブログをご覧の皆様、こんにちは。
めだかっこです。
朝、お子さんを送り出して家の中に入ってみると、忘れ物がある…。
このような状況を経験された親御さんは多いはず。
こんな時、読者の皆様はどんな行動をとりますか?
すぐに届けに行ってることはないですか?
じつは、小さな頃に忘れ物を経験することは大事なのです。
今回は、お子さんの忘れ物からの学びについて書いていきます。
いろいろな考え方がありますので、これが絶対ではないですが、考え方の1つとして読んでみてください。
忘れ物しないために手を貸しすぎていませんか?
完璧な人はいません。
なので、これまでの人生、忘れ物をしたことがないという方は少ないのではないでしょうか?
忘れ物をしたら、学校で困るのではないか…。
成績に影響してしまわないか…。
日頃からお子さんの近くにいらっしゃる親御さんからしてみれば、このような思いになってしまうかもしれません。
そのために親が完璧に準備をしてしまう。
出掛けるときに、持ち物チェックをして声掛けをする。
忘れ物に気づいたら学校に届けている。
これは、いわゆる、「過保護」な状態です。
私自身、我が子が小学校入学当時は、毎日時間割をするときには、付きっ切りであれこれ手助けしていた親です。
これもはじめは良いのですが…。
誰もが最初は手順が分からないから、親御さんのサポートは必要なこと。
しかし、これをいつまでも続けていると、お子さんは親に頼ることが当たり前になってしまいます。
全てのお子さんが、頼りきりになるとは言い切れません。
しかし、できることは自分でしてもらうよう、少しずつお子さんのチカラで準備することは大切です。
忘れ物をすることでの学びとは?
学校で忘れ物をしてしまったら、かわいそう…。
親としてこう考えてしまう事は間違いではありません。
しかし、忘れ物をすることで学べることもあります。
必要なものを忘れてしまったら、そこを乗り越えなければいけません。
先生に忘れたことを伝える。
お友達に貸してもらう。
このように、学校の教室という小さな集団の中で、忘れ物という予期せぬ事態がおきたときに、動くことができるようになります。
何度も何度も忘れ物をしてしまうことは問題ですが、経験することは大事です。
忘れ物をして困るなら、次は忘れ物しないようにどうしたらいいか?と考える力もついていきます。
目の前のかわいそうという感情を優先しすぎることはおススメしません。
小さなうちのこうした経験は、大きくなってから生きてきます。
生活のちょっとした経験も、人生の大事な積み上げとして考えて見守りすることが必要です。
忘れ物をしないためにおうちでの工夫をしてみましょう!
忘れ物をしたとき、現場での対応はできるようになったとしても…。
肝心の忘れ物が続いてしまうことは問題です。
こちらは、家庭で何か気を付けることも必要になってきます。
学校から配布される時間割表だけでは、準備が難しいときにできること。
毎日必要なもののリストを作る。
使うものは、手書きでも、ホワイトボードでも、あるもので構いません。
今は100円ショップでもチェックリストを取り扱っていることもあります。
これを見える場所に貼っておくことで、毎日のパターンが固定され、他に必要なものにも気が回っていきます。
準備することが大事だという意識付けの1歩としてリストを作ること、お試しください。
曜日ごとに教科が決まっていたら、曜日ごとの持ち物リストをお子さんの分かりやすいように見える場所に書いておくことも有効です。
親御さん主導でリストを作るより、お子さんが作るぐらいの気持ちで任せてみましょう。
小さな経験は大きな自信につながっていきます!
忘れ物をした時の対応が今後の生活に影響する。
忘れ物をしてしまったことで…
不便な思いをしてしまうかもしれません。
恥ずかしい思いをしてしまうことがあるかもしれません。
忘れ物は学校生活において、決して良いことではないです。
ただ、この時にどのように動けばよいかが学べるチャンスなのです。
ここをクリアできたことが、自信になることもあります。
忘れ物をしてなかったら、おうちでの対策をしようと考えることもなかったかもしれません。
お子さんの性格傾向により対応も変わってくる場合がありますが、1つの例として頭の片隅に置いてもらえれば幸いです。
立ち止まってみて!お子さんの忘れ物の気づいたときどうしていますか?【まとめ】
今回は、お子さんの忘れ物を見つけた時の対応について書いてきました。
親になると、つい今の安心を求めがちです。
ただ、今、こうすることで将来お子さんが困ってしまうかもしれない事柄であれば、小さなうちに経験し、チカラを付けておくことが大事になってきます。
完璧な親はいません。
私自身、我が子に育ててもらっているように感じています。
PLSでは、子育てが学べるコースもありますので、お悩みの親御さんはぜひ、ご利用ください。
にほんブログ村
コメント