声のボリューム調節が難しいお子さんへのサポートで役立ったこととは?

めだかっこ
株式会社PLS 家庭教育支援 復学支援

ブログをご覧の皆様、こんにちは。

めだかっこです。

子育ての中で、お子さんの「声のボリューム」で悩んだ経験のある親御さんは、少なくないのではないでしょうか?

小さなお子さんは、特に難しいかもしれません。

これまで、私は、自身の子育てや幼児指導で小さなお子さんと接する機会が多く、実際に色々なやり方で対応してきました。

今回は、家庭でも実行しやすい、「声のボリューム」の調節に有効な対応方法について書いていきます。

ご覧ください。

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なぜ、「声のボリューム」の調節が難しいのか?

株式会社PLS 家庭教育支援 復学支援 なぜ、「声のボリューム」の調節が難しいのか?

未就園児の頃のお子さんは、これまで家庭内での生活しか経験のないお子さんが多いです。

そのため、集団生活がまだ理解できていません。

なので、場所に関係なく、自身の感情をおおきな声で表現してしまう傾向にあります。

思ったままを表現できるということは、素直で良いことです。

嬉しいとき、楽しいとき、大きな声で笑う。

自分の話を聞いてほしいとき、大きな声で説明をする。

イライラしたとき、大きな声で叫ぶ。

悲しいとき、大きな声で泣く。

大人になると、なかなかできないことかもしれません。

おそらく親御さんも小さな頃は、分からなかったかもしれませんが、いろんな場所に出ることにより学んでこられたのでしょう。

お子さんは、まだまだ経験値が少ないからこそ、声のボリューム調整が難しいのです。

突然、静かにできたり、大きな声を出せたり、と、使い分けできるお子さんに私は出会ったことがありません。

まずは、ここまでの話を理解しておきましょう。

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「声のボリューム」を調整するために その1

株式会社PLS 家庭教育支援 復学支援  「声のボリューム」を調整するために その1

ここからは、実際に私が使っている「声のボリューム」を調整するために使う方法を紹介していきます。

まず1つ目。

「声のものさしを作ってみよう」

これは、学校やこども園などで、教室に掲示したりもします。

上の画像に出したものは、声のものさしの一例です。

・声のボリュームを小さな方をゼロとし、大きくなるように、数字で表す。

・小さな声を薄めの色で表現し、だんだん色を濃くしていく。

・字が読める年齢であれば、文字で捕捉をする。

・文字が読めない場合は、人や動物の絵で表現することも可能。

このように、声を絵で表現することにより、口で伝えるより、理解しやすくなります。

「静かにしなさい!」と言っても、できない。

そんなときに、静かの基準を、0からレベル分けし、色分けすることで、より分かりやすくしています。

これは、耳からと目から情報を伝えるようにしているのです。

声のものさしをお子さんと一緒に作りながら伝えてみてもいいでしょう。

あとは、ただ描いたものを貼っているだけでは学べないので、ボリューム調節が必要な時に、指差しして伝えてみてください。

誰かの話を聞くときは、「今からは声はゼロにしてお話を聞こうね!」と伝える。

逆に、大勢の前での発表の練習などのをおうちでするときには、「3の声ではっきりお話してみようね!」というような伝え方をします。

1度ではできないでので、繰り返し練習は必要です。

できたら、しっかり褒めることも忘れないようにしましょう。

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「声のボリューム」を調整するために その2

株式会社PLS 家庭教育支援 復学支援 「声のボリューム」を調整するために その2

「声のボリューム」を調整する2つ目の対策は、もっと簡単な方法です。

特に道具もいりません。

手で声のボリュームを伝えていきます。

写真のように、親指と人差し指を使い、声を出してボリュームを伝えることから始めます。

大きい声を出しているときは、指を最大限に広げ、「大きい声~!」と言う。

だんだん指の幅を狭めていき「小さい声~!」と声のボリュームを下げていきます。

大きい、小さいを繰り返し、まずはお子さんに伝える。

ここから、実際にお子さんにも声を出してもらいながら、大きい声と小さい声の感覚をつかんでもらいます。

その時に、指での表現を忘れずやってみる。

これが分かると、声を小さくしてもらいたいときには、手のジェスチャーとともに、「ちょっと声、ちいさくしようか!」と伝えると、口だけで伝えるより、理解できるスピードが速かったです。

とても簡単にできることなのですが、これも突然始めても、お子さんは理解できません。

まずは、手で声のボリュームを表現していることを理解できるように繰り返し伝えることは必要です。

理解できさえすれば、大勢の場所に居ても、とっさに静かにしなければならないときにも、伝わりやすくなります。

これも、できた時には、しっかりと褒めて、声の調節ができていることを伝えるようにしましょう。

状況が理解できるようになってきたら、自ら静かにできるようになるお子さんもあります。

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今回紹介した声のボリュームを調節する2つの対策。

どちらにも言えることが、練習は必要だということです。

この方法が、すべてのお子さんに必ず効果があるとは言い切れません。

私が接してきた幼児さんはこれで静かにする、大きな声を出してお話しするの使い分けができるようになれました。

ただ、マスターできるまでにかかった時間は、お子さんにより違いがあります。

お子さんの落ち着いているときに、伝えることが大事です。

早く覚えてほしくて、しつこく伝えるのではなく、できるだけゆったり、柔らかく伝えていきましょう。

親御さんは、毎日、子育てだけでなく、家事や仕事や色々考えることが多いので、つい気持ちが焦ってしまうこともあります。

焦ると、イライラしてしまい、厳しい言葉になりがちです。

はじめは分からないのだからと、親御さんが気持ちにゆとりを持つことを意識することが大事になってきます。

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声のボリューム調節が難しいお子さんへのサポートで役立ったこととは?【まとめ】

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今回は、私が実際に使っている、お子さんが声のボリュームを調節できるようになる方法を書きました。

読者様の日々の子育ての参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回のブログでお会いできますことを楽しみにしてます♪

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