【新学期に友達ができなかった】不登校を防ぐ親の関わり方を復学支援の現場から解説

いである先生
株式会社PLS 新学期友達ができなかった

ブログをご覧の皆様、こんにちは。
いであるです。

5月に入り、新しいクラスや環境にも少しずつ慣れてくる時期ですね。

ただ、この時期になると親御さんから増えるご相談があります。

  • 仲の良い友達と離れてしまってから学校に行きたがらない
  • 新しいクラスで孤立してしまっている
  • 友達ができないことがきっかけで不登校気味になっている
  • ゴールデンウィーク明けから登校できていない

このような悩みは、登校が不安定なお子さんや不登校のご家庭では非常に多く見られます。

そして実は、ここでの親御さんの関わり方によって、その後の状況が大きく変わることがあります。

今回は復学支援の現場視点から、「友達ができない子どもへの適切な関わり方」についてお伝えします。

なぜ「友達ができない」が不登校につながることがあるのか

PLS不登校復学支援機関 なぜ「友達ができない」が不登校につながることがあるのか

子どもにとって学校は、勉強をする場所だけではありません。

学校は同時に、人間関係を築く場所でもあります。

そのため、

  • 教室に安心できる居場所がない
  • 話せる相手がいない
  • 孤独を感じている

この状態が続くと、学校そのものが「行きたくない場所」になってしまうことがあります。

さらに、その状態で無理に登校を促してしまうと、

  • 自信を失う
  • 学校=つらい場所になる
  • 完全不登校へ移行する

という流れにつながるケースも少なくありません。

つまり「友達ができない」は、単なる性格や環境の問題ではなく、不登校と深く関わるサインのひとつと言えるのです。

親御さんがやってしまいやすいNG対応

PLS不登校復学支援機関 親御さんがやってしまいやすいNG対応

心配するあまり、多くの親御さんが良かれと思って次のような声かけをします。

「友達は作ったほうがいいよ」
「自分から話しかけてみたら?」
「一人は寂しいでしょ」
「先生に言ってあげようか?」

しかし、こうした言葉は子どもによってはプレッシャーになってしまいます。

「できていない自分」を意識し、

  • さらに動けなくなる
  • 自己肯定感が下がる
  • 親に本音を言えなくなる

という悪循環に入ることがあります。

本当は孤立していたのに「友達ができた」と話していたケースも

実際の支援現場では、「友達できたよ」と親に話していたものの、後から学校へ確認すると休み時間はずっと一人で過ごしていた。

このようなケースもありました。

背景には、「本当のことを話したら心配されたり否定されたりする」という気持ちが隠れていることがあります。

復学支援の現場で大切にしている3つの関わり方

PLS不登校復学支援機関 復学支援の現場で大切にしている3つの関わり方

では、どのような関わり方が大切なのでしょうか。

PLSの復学支援では、次の3つを重視しています。

価値観を押し付けない

「友達が多い方が良い」
「一人はかわいそう」

これは親側の価値観かもしれません。

実際には、

  • 一人で過ごす方が安心できる子
  • 少人数の関係を好む子

も多くいます。

まずは、「子ども自身が今の状況をどう感じているか」を見極めることが大切です。

人間関係を親がコントロールしすぎない

親が介入しすぎると、子どもは自分で乗り越える力を育てにくくなることがあります。

大切なのは、

  • 過度にコントロールしない
  • タイミングを待つ
  • 安心できる家庭環境を作る

という姿勢です。

復学支援でも、この「距離感」は非常に重視しています。

相談できる親子関係を作る

最も大切なのは、

「困った時に親へ話せる関係性」

を作ることです。

子どもが、

  • 否定されない
  • 話を聞いてもらえる
  • 一緒に考えてもらえる

と感じているかどうかで、その後の回復のスピードは大きく変わります。

アドバイスをする場合も、

×「こうしなさい」
「こういう方法もあると思うけど、どうかな?」

という伝え方がおすすめです。

親の関わり方で復学のスピードは大きく変わる|一人で抱え込まないために

ここまで読んで、

「見守ることが大切なのは分かったけれど難しい」
「今の対応で合っているのか不安」

と感じた親御さんもいらっしゃるかもしれません。

実際、この適切な距離感はとても難しく、自己流ではズレてしまうことも少なくありません。

だからこそ、PLSの復学支援では

  • 子どもの状態の見立て
  • 親御さんの関わり方の整理
  • 必要に応じた具体的サポート

を通して、「復学につながる見守り方」を一緒に考えていきます。

悩んでいる時点で、十分お子さんと向き合っています

「このままで大丈夫なのか分からない」
「どう接していいか自信がない」

そう感じている時点で、親御さんは十分お子さんを大切に思っています。

ただ、努力の方向が少し違うだけで結果が変わることもあります。

一人で抱え込まず、必要に応じて専門家の視点を取り入れることも選択肢のひとつです。

まとめ

PLS不登校復学支援機関 不登校を防ぐ親の関わり方を復学支援の現場から解説まとめ

友達ができないという悩みは、時に不登校につながることがあります。

大切なのは、

  • 価値観を押し付けない
  • 干渉しすぎない
  • 安心して相談できる関係を作る
  • 子どもの気持ちを理解しようとする

そして何より、正しい関わり方を知ることです。

お子さんの未来を守るためにも、一人で抱え込まず必要なサポートを取り入れていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう。

活動範囲
PLSの復学支援は、北海道、東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州と全国対応しています。

訪問支援の実績がある地域
これまでに以下の地域へ訪問し、対面での復学支援を行ってきました。

北海道
東北/宮城県 山形県 福島県
関東/茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 長野県
北陸/新潟県 富山県 石川県 福井県
中部/静岡県 愛知県 三重県
近畿/滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県
中国/岡山県 広島県
四国/徳島県 香川県 愛媛県 高知県
九州/福岡県
沖縄

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました