ブログをご覧の皆様、こんにちは!
いであるです。
ここ最近、お子さんの不登校の相談は変わらず増え続けています。
加えて、母子登校や行き渋りの相談も増加中です。
相談内容の多くは、小学校低学年のお子さんにある「登校の乱れ」。
蓋を開けてみると「あ、これは小1プロブレムだな…」ということが多数です。
今回は、「小1プロブレム」について説明していきます。
それでは、本編へどうぞ!
「小1プロブレム」とは?分かりやすく解説します!
今、ご覧いただいてます方にお聞きします。
小1プロブレムという言葉をご存知ですか?
もしくは耳にしたことはありますか?
「小1プロブレム」とは、保育園や幼稚園を卒園した後、お子さんたちが、小学校での生活や新しい環境になかなか馴染めず、落ち着かない状態が数ヶ月続くことです。
授業中なのに教室内を歩き回ったり、先生の指示通りに行動できない。
そのため、先生の想定通りの授業を進行できない事態に陥ってしまうこともしばしばある。
小1プロブレムは、子どもが学校生活という慣れない環境への不安からとってしまう行動だとも考えられるでしょう。
「小1プロブレム」を引き起こす原因とは?PLSが考える3選!
大きくはこの3点が原因だと考えられます。
①遊び中心から勉強中心に変わることで、退屈に感じてしまったり、窮屈に感じてしまう。
②協調性がまだあまりない状態で集団行動が増え、上手く適応できない。
③先生1人に対してお子さんの人数が増えるため、全員に指示を行き渡らせるのが困難。
これまで未就学児だったお子さんにとって学校とは、今までとは何もかもが違う、全く新しい環境なのです。
・毎朝決まった時間までに自分の足で登校する。
・決められた時間割通りに過ごす。
・初めてのお友達とコミュニケーションを取る。
・責任を持ってクラスの係をする。
・お昼寝の時間もなくお掃除の時間。
・自分の足で歩いて帰る。
・帰ったら、出された宿題をする。
ごく普通に見えるこの生活も、年相応の自立心が育まれていないお子さんたちによっては、ストレスに感じたり、適応が難しい場合もあるのです。
「小1プロブレム」その解決法とは?PLSのサポートはどの部分なのか?
お子さんが、学校の環境に適応するのは一般的には難しいことではありません。
ソワソワしたり、好きなことができず駄々をこねたりすることもあります。
この小1プロブレムの解決法はお子さんにより、様々です。
「学校に慣れるのを待つだけでいずれ解決するケース」
「親御さんのこれまでの接し方を変えることで、お子さん自身の自立心が育まれて適応できるようになるケース」
「学校で色々な経験をして自ら学び身心共に成長して解決するケース」
このような事例があります。
PLSが小1プロブレムの解決に向けて提供しているサポートは、2番目の親御さんの接し方を変え方をアドバイスすることです。
・小学1年生なのに、まだ保育園に通っていた頃と同じように接していないか?
・小学1年生に向けての言葉遣いができているか?
・子どもが自分で出来ることを親が率先して引き受けていないか?
このように、考え方や対応面で変えていくべきことはたくさんあるのです。
「学校の不満を家庭で聞く」
「頑張っていることを労う、認める」
この2点はとても重要です!
家庭内で適切な対応をすることで、小1プロブレムは徐々に落ち着いていくでしょう。
【5歳〜7歳のお子さんの親御さん必読!】小1プロブレムを知ろう!まとめ
お子さんは、日々新しい経験をしていき、それを親御さんに共有したいのです。
面倒くさがらずに、しっかり話を聞いてください。
家庭内での居心地が悪くなってしまうと学校にも行きたくなくなってしまいます。
親御さんの方から、たまに「今日はどんなことがあったの?」などとヒアリングしてください。
そうすることでお子さんは自然と親に相談する習慣が付き、何か問題が発生しても、独りで抱え込んでしまうリスクを減らせます。
注意すべき点として、毎日「今日はどうだった?」と聞くのは避けましょう。
大人も同じで、毎日仕事から帰るたびに「今日はどんな仕事したの?」と聞かれると疲れるもの。
お子さんも同じです。
発表会や運動会、登校の朝や前日の夜に、行き渋っていたりした場合など、ポイントを見つけて「今日はどうだった?」と聞いてください。
こうした普段のコミュニケーションが、「小1プロブレム」の解決に繋がったり、不登校を未然防止することも可能になります。
参考にしていただけましたら、幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは次回のブログ記事でお会いしましょう。
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