ブログをご覧の皆様、めだかっこです。
4月から学校が始まって、もう11月。
それなのに、子どもの忘れ物がなかなか減らないと感じている親御さんもいるかもしれません。
特に低学年のお子さんは、まだ物の準備や管理に慣れていないため、半年経っても忘れ物が続くことは珍しくありません。
今回は、そんなお子さんに対する親の心の持ち方や、忘れ物を減らすための工夫についてお話しします。
忘れ物は成長の一環で親の責任ではない
まず、大切なのは、忘れ物がなかなか減らないからといって焦らないことです。
低学年のお子さんは、まだ学びの途中であり、時間の管理や物の準備をするスキルが完全に身についていないことが多いです。
4月から始まって半年以上が経過しても、お子さんにとってはまだ「練習期間」と考えてください。
忘れ物が続いているということは、お子さんが自立に向けての経験を積んでいる途中なのです。
お子さんが忘れ物をしてしまうと、親としては自分に何か足りないことがあるのではないか、と感じてしまうかもしれません。
しかし、忘れ物はお子さんの経験と成長のための一部であり、親がすべての責任を負う必要はありません。
忘れ物はお子さん自身が「次はどうしたら忘れないようにできるか」を考えるための良い機会です。
親がすべてをコントロールするのではなく、お子さんが自分で学び取れるようなサポートが大切です。
お子さんの性格やペースに合わせた対応
忘れ物が続いている原因は、単にお子さんが怠けているわけではなく、一人ひとりの性格やペースが影響していることもあります。
たとえば、集中力がまだ持続しにくいお子さんや、物の優先順位がうまくつけられないお子さんは、他のことに気を取られて準備を忘れてしまうことがあります。
なぜ忘れてしまうのか、その背景にある気持ちや状況を理解し、無理のない範囲でサポートしていくことが重要です。
そのために、いくつかの具体的な工夫が役立ちます。
その一例をご紹介します。
• 持ち物チェックリストを作る
子どもが毎日必要な物を忘れないように、持ち物のリストを作ってあげましょう。ランドセルやリュックに入れるべき物を一つずつ確認する習慣を作ることで、忘れ物を減らすことができます。
• 準備を前の晩に一緒に行う
朝の忙しい時間に慌てて準備するのではなく、前の晩に親子で一緒に持ち物を確認する時間を設けると効果的です。お子さん自身が主体的に準備できるよう、少しずつ任せてみることも大切です。
• 決まった場所に物を置く習慣をつける
忘れ物を防ぐために、学校に持っていく物を置く決まった場所を作りましょう。毎日同じ場所にランドセルや必要な物をまとめておくことで、探し物をする時間も減り、忘れ物も少なくなります。
このように、忘れ物を減らすためには、お子さんが自分で準備できる習慣を少しずつ身につけることが必要です。
親も心に余裕を持つ
11月になっても忘れ物が続くと、親としては「どうしてできないの?」とイライラしてしまうかもしれません。
しかし、お子さんは、まだ成長の途中です。
忘れ物を通じて少しずつ自分で準備する力をつけていく過程でもあります。
また、親自身がストレスをためないように、リラックスできる時間を確保することも大事です。
親が余裕を持って接することで、子どもも安心して自分で考える力を養うことができます。
忘れ物が減らない低学年の子どもへのサポートと心の持ち方「まとめ」
忘れ物をしないようにするためには時間がかかりますが、お子さんが自立していくための大切なステップです。
4月からの半年間で、お子さんは多くのことを学んできたはずです。
たとえ忘れ物が減っていなくても、お子さん自身が成長している証拠と捉え、長い目で見守り続けることが大切です。
焦らず、少しずつ前進していく姿を信じて、サポートしていきましょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
次回のブログでお会いしましょう。
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