ブログをご覧の皆様、こんにちは。
いであるです!
突然ですが、今こちらをお読みの皆様は、「家庭教育」という言葉を聞いて、ピンときますか?
昔は、「家庭教育」という言葉は、あまり話題にはなることはありませんでした。
少しでも、ご家庭での「親子の笑顔が増えるように」という願いのもと、日々、支援を続けています。
その中で、「家庭教育」をお伝えしていく重要性を感じています。
今回は、タイトルにもありますように今日から使える「家庭教育」ということで、ご家庭でのお子さんとの接し方について書きました。
ご覧ください♪
今、必要とされている「家庭教育」とは?
「家庭教育」とは“すべての教育の出発点”と言われています。
・基本的な生活習慣や生活能力
・コミュニケーション能力
・人に対する信頼感、思いやり
・基本的倫理観
・自尊心や自立心
・社会的なマナー
上のように、お子さんが、生きていく上で必要なチカラを身につけるためには、この「家庭教育」がとても重要な役割を果たしています。
私も教育業界の支援者としてはよく聞く言葉ですが、日常的に聞くようになったのは、ここ数年くらいです。
私が子どもの頃は、子育てや育児という言葉があっても第三者が介入してご家庭の「家庭教育」を受け持つということは主流ではありませんでした。
必要ないようにも感じたことがありました。
今では、お子さんとの距離感がつかめずにいる親御さんもいらっしゃいます。
接し方が極端になりすぎて、我が子から距離を置かれたり嫌がられる親御さんも少なからずいらっしゃいます。
このような現状の中で、「家庭教育」をお伝えするということが、重要になってきたのです。
この先は、実際の接し方について書きます。
その1「親子の正しい距離感について」
まず、1つ目に、「親子の正しい距離感について」書きます。
例えば、今、お子さんが中学1年生だったとしましょう。
中学1年生のお子さんに対して、 小学1年生のような接し方をするとどうなるか、イメージがつきますか?
おそらくお子さんから「分かってるからほっといて!」「うるさいなぁ!自分でやるよ!」と、反感を買うことになるでしょう。
「家庭教育」は、お子さんの年相応に接していくことが望ましいのです。
小学1年生であれば、お母さんの手を借りたり、お父さんが何か、手を貸すことも良いかもしれません。
まだまだ、自分でできることも少ない年齢なので、「あれをしよう!」「これしよう!」と率先して話しかけてみることも、良いかもしれません。
中学1年生となると、ある程度は、自分で考えて行動しようとする年齢に入っています。
同じ家の中で生活しているので、「宿題したの?」「手洗ったの?」「明日の時間割は出来てるの?」「お風呂はいつ入るの?」と、気になること、聞きたいことがたくさんあって当然です。
しかし、学年が上がるにつれて、お子さんが自分で考えて行動に移せるようになってきていると信じて、見守ることが成長に繋がります。
そして、何よりも自分で何かをするということが、お子さんたちの経験値UPになるのです。
お子さんが誰かに言われてではなく、自ら進んで行動したものであれば、より経験を培うことができます。
そのためにも「年相応に接すること」は常に意識しておきましょう。
その2「子どもの気持ちに共感的な理解を持つ」
2つ目に、「子どもの気持ちに共感的な理解を持つ」ことについて書きます。
「共感的な理解とは?」と思う親御さんも多いかもしれません。
お子さんの行動や考え、発言に対して、頭から親としての意見や正論を言わないようにしましょう。
まずは「なぜ子どもがその行動・考え・発言をしたのかを親が子どもの気持ちを汲み取り、理解すること」が重要です。
その上で、親としての考えを伝えることで、子どもは納得しやすくなります。
(よくある事例)
子:「お母さん○○やっていい?」
母:「ダメよ」
上記の会話だとお母さんがお子さんの行動を頭から否定してしまっています。
この時に「なぜこの子は○○をやっていいか聞いたのかな?」と一呼吸置いて考えることが重要になります。
(改善例)
子:「お母さん○○やっていい?」
母:「○○やりたいんだ(話しを受ける)。何かあるの?」
子:「実は△△くんと一緒にする予定なんだ」
このように○○をやりたいことに共感することで、お子さんがなぜ○○したいかの理由がわかります。
母:「そうなんだね。もうすぐ晩御飯だから、ご飯までだったら良いわよ」
子:「わかった!ありがとう!」
このようにお子さんの話を共感的に理解することで、本来見えなかったお子さんの考え方まで見えてくることがとても多いです。
よく子育てにイライラする親御さんの特徴としては、お子さんの考えていることよりも自身の価値観や考え方が優先してしまいがちです。
こうして、1度、話を受けて共感的姿勢を持つということを意識するだけで、親御さんがイライラすることは格段に減ります。
お子さんにとっても頭から否定されるよりも、1度共感してもらえる方が結果は断られたとしても前向きな話しの進め方になることが多いです。
これは共感+非受容というテクニックです。
「そうなんだね(共感)。でも今は○○だから良いとは言えないなぁ(非受容)」
このテクニックは、支援中の親御さんにもよくお伝えしていることで、1度身につけることが出来ると非常に子育てが楽になります。
ぜひ意識して試してみてください!
【実践してみてください!】今日から使える「家庭教育」とは!まとめ
PLS で提供する支援は、不登校児の復学を目指した復学支援だけではありません。
子育てのサポートや今回かいてきた、各家庭に合った「家庭教育」の支援も行なっております。
今回記事で出てきた「話を受ける」ということも、お子さんの年齢により「受け方」は変わってくるのです。
年相応というふうに書きましたが、小学5年生と6年生ではどう変えていいのか分からない…。
このような疑問もきっと出てきた親御さんもいらっしゃるでしょう。
このブログをお読みになり、質問が出てこられましたら、遠慮なくご相談ください。
それでは次回のブログ記事にてお会いしましょう!
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