ブログをご覧の皆様こんにちは。
めだかっこです。
今回のお話は、子育てをしていく中で、ある1つの知識を理解したことで子育てが楽になったというもの。
これは、実際の私とジュニアの生活の中で今も体験している内容です。
『視覚優位』って、何なんだろう?
はじめは私もそうでした。
これを理解すると、子育て以外の人付き合いで役立つ場合もあります。
それでは本編へどうぞ♪
『視覚優位』ってどんな現象なのか?
今回の私の体験談を読んでいただく前に、『視覚優位』について、私なりに説明します。
人は、情報を収集する生き物です。
ここで問題です。
その情報をどのように収集するのでしょうか?
答えは、「身体全体」から情報収集をしています。
人により違うのですが、収集の仕方がやりやすい方法があります。
大きく分けると3つ‼
●聴覚…聞くことから情報を収集し、理解をする。
●視覚…見ることから情報を収集し、理解する。
●体感…実際に経験することで情報を収集し理解する。
上の3つの項目の中で、視覚からの情報収集を得意とする現象を『視覚優位』と言います。
『視覚優位』を「めだかっこ」が実際に体験した出来事
『視覚優位』というコトバは、学生時代に知っていた私なのですが、実際に身近なところでの体験はありませんでした。
ジュニアが2歳の時に“自閉症スペクトラム”の診断を受け、色々と資料を見ていく中で思い出したくらい馴染みのないコトバ。
毎日の生活の中で、発言で伝えても、中々、私の指示がジュニアに伝わらない場面が多々あったのです。
理解しているはずなのに、どこかうまくいってない違和感がありました。
当時、京都市の療育教室に週1回、通っていて、先生に様子を伝え、登場したものが「絵カード」でした。
個別療育に行っていたジュニアと私は、ジュニアが、「絵カード」の中でも、どんなタイプに反応しやすいかまで調べてみると…
●乗り物に興味がある。
●絵より写真の方がより理解しやすいのかもしれない。
●発言より絵や写真の方が理解するスピードが速い。
このようなことが分かりました。
『視覚優位』を自宅で実践してつくったものは?
療育教室で学んだことは、すぐに実生活に取り入れる。
これは、当時の私が徹底していた事でした。
お金を掛けたら改善するわけではない。
どれだけジュニアに向き合い寄り添うか…
これが鉄則であると感じていたからです。
当時の私は、実家に居ましたが、収入源はジュニアが幼稚園に行っている時間内のパートのみ。
朝、幼稚園に送っていくとすぐ仕事に行っていたので、朝の準備をスムーズに済ませたい。
これがこの頃の1番の課題だったのです。
ここから、自分なりに考えて、朝の準備を説明書のようにして絵本にしました。
材料は…
●100円均一の色画用紙
●ご飯の写真やジュニアの制服に着替えてるシーンの写真、歯みがきの写真など
●写真を貼るノリやテープ
●ペン
●ホッチキス
作り方…
①登園準備に必要な写真をジュニアを被写体にして撮り、プリントアウト。
②私のルールで順番ごとに画用紙1枚に写真1枚を貼る。
③画用紙の空いているところに大きく1⃣から順番にページ番号を書く。
④ひらがなで大きく、何をしているかを書く。
⑤好きなキャラクターなどやる気の出そうな絵や写真付きの表紙を作る。
⑥表紙→1⃣→2⃣…の順番に並べ、ホッチキス止めして完成です!
作るときも、1つのイベントのようにして楽しんでいたことを思い出しました。
『視覚優位』を生かした絵本を使っての朝の準備
手作り絵本を取り入れた生活がいよいよスタートします。
朝ご飯が、パンの日とご飯の日があったので、2つの本を作り、その日のメニューに合わせて使い分けしました。
絵本の無かったときは、私が自分の準備をしながら、ジュニアの準備をしているとイライラポイントが複数出てきていたのです。
●今してほしいことをしてくれない。
●時間が迫ってきて焦る。
●台所のあと片付けができないままの登園と出勤、などなど。
こんな状況でしたが、朝起きたら、ジュニアに絵本を渡すだけで、順番通りに作業のように準備できるようになっていきました。
絵本を使いながら徐々にでしたけれど、繰り返して使っていたら、パターンが頭に入ったのだと思います。
こうなれば、習慣になり、朝の準備のストレスが軽減されたのです。
【注目‼】『視覚優位』を知ることで子育てが楽しいに変わりました♪「まとめ」
今回は、2歳からジュニアとの生活の中で、実際に作って、とても役に立った絵本の話を書いてみました。
他にも、『視覚優位』のお子さんに有効な育児方法などもPLSではお伝えしています。
育児でお悩みの親御さん、楽しく育児をしたいと日々悩む親御さん。
ご相談お待ちしております。
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