ブロブをご覧の皆様こんにちは。
めだかっこです。
「ちゃんとして!」
「ちゃんとしなさい!」
日頃、お子さんに注意をするときにこのように言ってませんか?
今回は、子育ての中で「ちゃんとして!」と注意することを、なぜおススメしないのかを書きました。
「ちゃんとして!」では解決策が分かりません!
毎日の生活の中で、親御さんが「ちゃんとして!」とお子さんに注意されている様子を目にすることがあります。
おそらく、お子さんは何か注意されるようなことをしてしまったのでしょう。
イライラしてしまうと、感情的になり、「ちゃんとして!」と言ってしまうかもしれません。
この時お子さんは、注意されたということは分かっています。
しかし、どうしたら良いのかが分からないままに過ごしてしまうことがあります。
そうすると、納得ができていないので、すぐに同じことをくり返してしまうのです。
お子さんは、「ちゃんとして!」と注意されたときだけ、とりあえず静かにしておこうというような動きをするようになります。
これでは、自分が何をしたことに対して注意されているか、どう直すべきなのかが分かっていないため、解決策が分からないという状態なのです。
では、どのような言い方がいいのでしょうか。
「ちゃんと」ではなく、具体的なイメージを伝えましょう!
大人が言う、「ちゃんと」というのは、その時々で違うでしょう。
「話が終わるまで静かに聞くこと」であったり、「背筋を伸ばし、イスに座ること」であったり、答えは1つではありません。
「ちゃんと」って、どういうことなのか、多くのお子さんはよく分かっていないです。
「ちゃんと」が分からず、自分なりに動いてみたら注意されてしまったということも多いようです。
なので、「ちゃんとして!」と言っても、どうすればいいかわからず固まってしまったりすることさえあります。
注意するときには、どうすることがよいのか具体的なイメージを伝えてください。
詳しく伝えることで、解決策が分かり、行動に移せます。
また、「今はどうするとよいのかなぁ?」と聞いてみることも1つの方法です。
お子さんなりに考えて動くというきっかけにもなります。
具体的に伝える方法の一例
ここでは、年齢の小さなお子さん向けの例をあげてみます。
食事の時間に、机にひじをついて食べているお子さんに、「ちゃんとして!」と言っても、何をしたらいいのか、伝わりません。
ひじをつくこと自体がいけないことと、分かっていないからです。
「ひじをテーブルについて食べることは、よくないよ。お茶碗を持って食べようね。」このように伝えてみてください。
イメージしている具体的な様子までやって見せながら伝えることで、お子さんもその状況が分かりやすくなり、行動できるようになります。
ほかにも、カードや写真で伝える方法も有効です。
分かりやすく伝えるを意識してみてください。
はじめは、なんでも分からないですから、繰り返し分かりやすく伝えることは大事です。
「ちゃんとして!」という注意の仕方はおススメしません!【まとめ】
「ちゃんとして!」
ついつい言ってしまうコトバかもしれません。
しかし、少し立ち止まり、お子さんが迷ってしまうことのないように、注意の仕方を考えていきましょう。
伝え方1つで、子育てのイライラが軽減されます。
PLSでは、日々の子育てを学べるコースもありますので、お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回のブログでお会いしましょう。
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