ブログをご覧の皆様、こんにちは。
いであるです。
今月、ひきこもりの人や家族らの支援に役立てるため、厚生労働省から初の、マニュアルを作ることが発表されました。
この背景には、「8050問題」があります。
今回は、不登校や復学支援の視点から、「8050問題」について、思うところを書きました。
ご覧ください。
「8050問題」とは?わかりやすく解説します!
読者の皆様は、「8050問題」というコトバを耳にされたことはありますか?
80代の親御さんが、引きこもり生活をしている、50代のお子さんの生活を支えているという問題のことです。
引きこもりとは、様々なことが原因になり、学校や職場に行くことなく、社会との接触を避けて、6か月以上家庭にとどまり続けていることを言います。
具体的には、「普段どのくらい外出しますか?」という質問に対して、
・自室からほとんど出ない。
・自室からは出るが、家からは出ない。
・コンビニなどには出かける。
・趣味や用事があるときだけ外出する。
上に書いた状態のどれかが、6か月以上続いていたら、引きこもりであると定義されます。
内閣府が2023年3月末に発表した最新の調査では、全国の15歳~64歳の人のうち、146万人が引きこもりの状態であると推計してます。
今後、深刻になっていくと言われている社会問題なのです。
引きこもりの長期化の原因の1つを紹介します
現在では、公的機関でも、引きこもりの相談窓口を開設したり、様々な支援が受けられるような体制が整い始めてきました。
今、問題とされている、引きこもりの長期化の原因は様々です。
ここではその1つに触れました。
今とは違い、過去の世間の引きこもりに対する反応は冷ややかなものでした。
「あのおうちのお子さんは…。」
「親の育て方が間違っているから…。」
このようにして、言われてしまうこともあったようです。
結果、親御さんがお子さんの引きこもりの状態を、恥ずかしいこととして受け止めてしまうことになります。
そして、周りの人たちとの接触を避けたり、状況を隠すようになるなどして、引きこもりの長期化してしまうケースもあるのです。
「8050問題」対策のためにPLSとしてできることとは?
引きこもりになってしまう原因の中の1つに、不登校の長期化もあります。
PLSへのご相談される不登校事例の中で、6か月以上学校に行けず、社会との接点をなくしているお子さんも少なくありません。
PLSでは、1家庭づつの状況を分析し、そのご家庭にふさわしい支援をご提案しています。
どうしていいのかわからないまま、相談したくてもできないままでいる。
相談には行ってみたけれど、望むような結果が出なく、行き場のない不安な毎日を過ごされている。
初回無料電話相談で、このような親御さんとたくさんお話してきました。
支援を受講していただくことにより、復学し、現在は笑顔の毎日を過ごされています。
学校に行けないことを、親御さんだけで抱え込まないで、まずは相談をしてみてください。
引きこもりと同じく、不登校も長期間になるほど、解決に時間がかかることもあります。
「8050問題」対策として、PLSにできること、それは、復学支援、家庭教育の支援であると改めて感じました。
私たちにご相談いただくことで、今の状況が変わるきっかけとなれば嬉しいです。
「8050問題」親子で笑顔になるために、PLSにできることとは?【まとめ】
今回は、今、社会問題となっている、「8050問題」について、PLSの観点から書いてみました。
私たちにできることは、限られていますが、見過ごすことのできない問題です。
「親子で笑顔になるために」進み続けていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回のブログでお会いしましょう♪
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