ブログをご覧の皆様、こんにちは!
いであるです。
前回は、以下のような話を書かせていただきました。
不登校は誰がなってもおかしくない。
あなたのお子さんも不登校になる可能性はある。
今回は、「お子さんの夏休み明けの不登校を防止するための対応について」のお話になります。
では、本編へどうぞ!
【夏休み明けの不登校を防止しよう!②】親御さんの感じる思いは2つの分かれる!
夏休み中の親御さんの接し方というのは、お子さんたちの休み明けの登校状況に大きく影響します。
接し方を一歩間違えると「夏休み前は問題なく登校できていたのに、夏休み明けから不登校に…」という状態になるのです。
やはり、どのご家庭でも夏休み中はお子さんと一緒にいる時間が増えます。
ご両親が仕事でも、お子さんたちは基本的に家で過ごしますから。
一緒に過ごす時間が増えると、親御さんの気持ちとしては、大きく2つにわかれます。
「家族の時間が増えて嬉しいです」
「普段なかなかお出かけも出来ないから幸せです」
これは、親子で過ごす時間が増えることを喜ぶパターン。
「一緒にいると見なくていい所まで見ちゃうからイライラすることが増えました」
これは、親子で過ごす時間が増えることで辛くなるパターン。
上の2つは、どちらもよくあることです。
【夏休み明けの不登校を防止しよう!②】夏休みは過保護過干渉になりがち
休み期間は、お子さんと過ごす時間が増えていきます。
見なくていいところまで見えて、イライラしてしまうこともあるのです。
かと言って、お子さんと過ごす時間が減ると悲しいもので、難しい状況です。
そのうえで、注意しないといけないことがあります。
それは過干渉・過保護になってしまいがちということ。
「ゲームばっかりしないで家のことしなさい」
「夏休みの宿題はもうやったの?」
「ちゃんと計画立ててるの?」
「ダラダラしないでシャキッとしなさい!」
このように宿題が心配で声をかけたり、「〜しなさい!」と命令口調や指示で子どもに話しかけている。
こんな親御さんも少なくないはずです。
【夏休み明けの不登校を防止しよう!②】親子関係が良好になる秘訣とは?
今このブログを読みながら「あ、、私だ」と思われた方もいるのではないでしょうか?
私は、過保護や過干渉は、時として子どもの自立を妨げているということをよく伝えています。
支援中の親御さんは私のアドバイスを聞いて、過保護・過干渉にならないように工夫する。
そしてSNSで繋がった親御さんも私の発信を見て意識されているという方も多いです。
特に長期休暇中は日頃意識している「子育てで大事にしていること、学んだこと」を実践する良い機会。
一緒にいる時間が長ければ長いほど、お子さんが遊びしかしていない様子が目につきます。
ダラダラと過ごしている様子を見て、声に出して注意したくなるかと思います。
でも、夏休み中は、お子さんたちの社会性の向上や協調性の向上を目指すチャンスなのです!
過干渉や過保護を極力減らし、子どもの自立心を育めるような対応を行っていく。
これが、夏休み明けの登校にも、それ以降の子どもの人生にも大きく関わってきます。
難しいかもしれないですが、一緒にいる時間が長いことを“苦”と感じないように発想の転換をしてみましょう。
接する時間も長くなるからこそ、日頃学んでいることを発揮できる最高の機会だと捉えていただければと思います。
こうして、子どものことを信じて任せてみるということが、親子関係が良好になることに繋がります。
【夏休み明けの不登校を防止しよう!②】問題を引き出すテクニックを公開!
今まで手出し口出ししていた自分の親。
ある日、急に何も言わなくなり「あなたなら出来ると思ってるよ。だから安心して任せられるわ」というスタンスになる。
最初は戸惑いはあるものの嬉しく思う子どもたちも多いはずです。
親子関係が良好になれば、夏休み明けの登校の話をしてみてください。
2学期の目標について話すとスムーズに会話が進むでしょう。
運動会や文化祭、2学期の行事の話などして学校のモチベーションを親子で高めていくことが出来ます。
これまで子どもから聞けなかった「実はこれが嫌だ」「学校でこれが辛い」という本音を引き出せる。
親子関係が良好になればこのような可能性もあります。
問題をどう乗り越えていくのか。
どのようにして解決するのか。
この問題をお子さん自身どうしたいのか。
引き出せたらあとはこれらを聞きながら、親子で一緒に解決策を考えていけば良いのです。
これは現在不登校中のお子さんがいる家庭にも当てはまります。
それが夏休み中に出来ると、夏休み明けの登校も子ども自身安心して行けるのではないでしょうか。
不安な要素を夏休み中にクリアするか、子どもが誰にも言えず一人で抱えた結果不登校になるか。
【夏休み明けの不登校を防止しよう!②】まとめ
長くなりましたが、結果「親子関係が良好になることを目指そう」ということなのです。
過保護や過干渉をしないといことは、あくまでも一つの手段です。
親子関係を良くするためには、各ご家庭により異なり、色々な方法があります。
PLSでは、ご家庭の状況やお子さんの性格傾向をしっかりと分析。
そこから、各ご家庭に合った「カスタムメイド型の子育て法」をお伝えしていきます。
「夏休み明けの登校が心配」
「今は不登校じゃないけど予防したい」
「我が家の適切な対応がわからない」
このような不安のある親御さんは、ぜひ一度ご相談ください。
夏休み明けは、全国からのお問合せが増えます。
特に不登校サポートコースでのご相談が混み合います。
心配と思われた方は、お早めにご相談ください。
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ここまでお読みいただきありがとうございました。
それでは、次回のブログ記事にてお会いしましょう!
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