ブログをご覧の皆様、こんにちは!
いであるです。
前回は、復学を果たしたAくんご家族との出会いや支援に入るに至るまでの経緯など、訪問カウンセリングの導入部分について書いてきました。
前回のお話も貼り付けておきますので、お読みいただけましたら幸いです。
では、続きを書いていきます。
『不登校サポートコース』本格的な復学に向けたサポート開始!6月の様子
ご両親の気持ちとしては「この子のためにも1日でも早く復学してほしい」という想いでした。
6月から、支援を開始。
最初はカウンセラーと二人三脚で、親御さんに“家庭教育”を学んでいただきます。
家庭教育の学びを深めると同時に、“家族療法”を進めていきました。
現在のご家庭内の状況を把握します。
そこに、訪問カウンセラーが介入していく。
その時に、「Aくんはどういう動きと反応をするのか」、「Aくんが今学校に戻ればどういうことが問題視されるのか」などを細かく分析をしていきます。
気づけば、6月に1ヶ月は、あっという間に過ぎていました。
『不登校サポートコース』本格的な復学に向けたサポート開始!7月の様子
7月に入りました。
親御さんにとっては、長く厳しい1ヶ月だったと思います。
この時点ではまだ、カウンセラーは、ご家庭に、入っていません。
子育てテキストに記載されている内容の応用や、マインドをしっかり詰め込む。
さらに、家庭内でのAくんへの対応をアドバイス通りに徹底していただきました。
その結果、Aくんから「もうすぐ夏休み。学校どうしよう」と学校の話題が出てきたのです。
『不登校サポートコース』本格的な復学に向けたサポート開始!親御さんの姿勢!
親御さんは支援を開始してから、一度も学校の話をしていません。
むしろ、「学校の話を親からしないでください」というのも、私から伝えていたことでした。
これも、親としてはどれだけ厳しいことか。
目の前に不登校の我が子がいるのに、学校のことに、何も触れてはいけないのですから。
これは、カウンセラーのアドバイス通りに、よく耐え抜いてくださった成果です。
この対応は、Aくんの家庭だからこそお伝えした内容であり、不登校のお子さんがいる全てのご家庭に合うわけではありません。
『不登校サポートコース』本格的な復学に向けたサポート開始!親御さんとの会話
本人から学校の話が出たこのタイミングで、私から親御さんに話しました。
訪問カウンセラーが介入するなら今です。
きっとAくん自身、学校をどうしていいのか自分でも分からずに苦しんでいます。
学校の悩みを全て引き出して、復学のきっかけ作りをしていきましょう。
「先生が訪問してどれくらいで復学できますか?」
心細い声で質問されたことは、今でも鮮明に覚えています。
どれくらいで復学できるかは本人次第。
まずは学校に戻りたいのか戻りたくないのか。
本心を確認するところからスタートです。
『不登校サポートコース』本格的な復学に向けたサポート開始!【まとめ】
この話の後、ご両親共に訪問カウンセラーの導入をご依頼してこられました。
その2日後に、『不登校サポートコース』で一番繊細な対応である、「登校刺激」を行うことになりました。
「登校刺激」を経てAくんはどのような反応をしたのか、そして何よりも大事なAくんの本心とは…。
親にも友達にも言えなかったAくんの心のうちを、カウンセラーがすべて引き出します。
「登校刺激」については、後日、機会を改めて…。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
次回のお話で、お会いしましょう。
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