ブログをご覧の皆様、こんにちは!
いであるです。
今回のお話は、「不登校への第一歩、学校が怖くなる理由は家庭にもあるかもしれない」というテーマで書いていきます。
見た瞬間にドキッとされた親御さん、もしくは「えっ!?」と思われた親御さんもいるでしょう。
共感するのは難しく感じられるかもしれません。
このテーマにした意味が、ブログを読み終えられている頃にはお分かりいただける内容になっています。
読み進めていただけますと幸いです。
親御さんからのご相談
「子どもが学校が怖いと言っています。」
「学校で友達に話しても伝えたいことがうまく伝わらなくて、それがストレスだと言っています。」
「昨日、『友達は俺のこと分かってくれない!』と怒っていました。」
親御さんから、こういったご相談を受けることがとても多いです。
お子さんが「学校が怖い」と感じる理由には、“家庭でのコミュニケーション”が大きく関連していることが挙げられます。
学校でのストレスや友達関係に悩んでいるお子さんの相談を受け、親御さんに“あるアドバイス”をしてみた結果、数ヶ月後にお子さんに変化が表れたケースが多くありました。
どのようなアドバイスで変わり始めたかを解説していきます。
家庭内での対応についてのアドバイス
家庭内のコミュニケーションが、学校の問題と結びつくとは考えにくいかもしれません。
しかし、家庭でのコミュニケーション不足は、不登校の理由の1つになる可能性があります。
親子の日常会話が「あれ・これ」のような抽象的な表現に偏っているご家庭で、学校が行き辛くなる事例は多いです。
「あれとって」「これどうしたらいいの」「あれって何やった」など。
このようなコミュニケーションをとっているご家庭では…お子さんの学校生活に影響が出てしまうこともあります。
なぜなら、家の中では通じるコミュニケーションが外では通じないからです。
その結果、家と外の世界でギャップを感じてしまい、学校での居心地が悪くなってしまうというパターンで不登校になるというご家庭に、これまで何度も出会ってきました。
「あれとって」は親だから通じる部分もあります。
しかし、お子さんがそれを当たり前だと思ってしまうと、外の世界でも友達や先生に「あれ・これ」の会話を平気でしてしまうようになるのです。
心当たりあるご家庭では、早速今日からコミュニケーションに変化を出してみましょう。
「あれとって」と言われても「あれじゃ分からないよ」
「これどうしたらいいの」と聞かれても「これって何?」
と、分かっていてもあえて聞き返してみてください。
支援を開始されたご家庭に、これらのアドバイスをした結果、お子さんも最初は反発するケースがほとんどですが、次第に親子共に変化が見えてきました。
今まで通じてきたので、お子さんとしては、「言わなくても分かるでしょ」と言う気持ちになるため、反発してしまうでしょう。
しかし、この「言わなくても分かってもらえるだろう」という感覚を持ったまま外の世界に出ていることが危険なのです。
この当たり前が通じなかった時、ストレスになり、それと同時に家庭での居心地の良さ、外での生きづらさに気付きます。
極端な話に聞こえるかもしれませんが、家と学校でのギャップを作ってしまうと不登校に繋がってしまうのは事実としてあることを知っていただくと対応がしやすくなります。
【不登校への第一歩】学校が怖くなる理由は家庭内にあるかも!?「まとめ」
こうして親子のコミュニケーションが改善され、お子さんの学校生活におけるストレスも軽減されたという成功体験もあります。
家庭内の会話の変化ひとつで、お子さんの友達関係や学校でのコミュニケーションに良い影響を与えることが出来るのです。
これは、不登校の予防になったり、登校の安定にも繋がります。
ブログのタイトルを読んだだけでは悲観的にみてしまった読者の方でも、内容を読んでいくうちに納得していただけたのではないでしょうか。
ご自身に当てはまっていると思われた方は、今日から意識的に会話を変え、親子のコミュニケーションを深めてみてください。
こうした子育てのアドバイスをしていくのも私たちPLSの役割ですので、お悩み事やご相談があれば登校状況に関係なくお問い合わせお待ちしています。
最後までご覧いただきありがとうございました!
次回のブログでお会いしましょう。
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