ブログをご覧の皆様、こんにちは!
いであるです。
夏休みが明けて1ヶ月以上経ち、ようやく秋の風を感じられる時期になりました。
日が暮れる頃には「寒い!」と感じる日もあるくらいです。
PLSの復学支援では、夏休みから今日までの間に7件のご家庭が、不登校から復学を果たすことが出来ました!
さらに後2件、10月中に復学予定のご家庭があるので今は復学準備を全力で進めているところです!
この復学件数の中には、カウンセラーが介入せずに、家庭内復学を果たされたご家庭もあります。
今回は家庭内でどのようにして復学に結びつけるのか書いていきます。
不登校中のお子さんや親御さんの想い
不登校中のお子さんは、夏休みや冬休みなどの長期休みに入ると、口数が増えたり元気になることがあります。
こういう状況を見ている親御さんは、「あれ?もしかしたら休み明けに登校できるかも?」と期待を胸に、なんとか家庭内で夏休みの宿題を促したり登校の意識付けを試みます。
しかし学校が始まる前日には、暗い表情に戻り、精神的にもお子さんは辛くなり不安定になるケースが多く見受けられます。
「不登校の子どもって時間が経てばもう問題意識は抱えなくなるんじゃないの」と心無い質問をいただくこともあります…。
しかし、長くお休みしていても、やはり心のどこかでは
「いつかは登校しなくちゃ。」
「この生活が続くのはダメだよな。」
「どうしていいか分からない。」という意識は持っているものです。
その心境が長期休みと日頃の過ごし方や明るさの違いにしっかりと表れます。
「休み明けの新学期から頑張って登校してみよう!」と思っていたお子さんは、1日でもきっかけを見逃してしまうと精神は落ち込んでしまいます。
親と全く口をきかなくなったり、親に八つ当たりして暴言が出たり、「自分はダメな人間だ」と自信を失うこともあるでしょう。
親御さんは休み中のお子さんを見て「行けるかもしれない!」と復学を期待してしまった分、欠席してしまった時のショックは大きく、どうしても受け入れられずに露骨に態度に出てしまうこともあります。
落ち込んでしまう気持ちは、私たちも支援者として心からお察しします。
家庭内復学での対応のポイントとは?
不登校から復学するのは、簡単なことではないと改めて気付かされるのではないでしょうか。
家の中で明るく振る舞っているだけで復学に結びつくとも限らなければ、家の中で「行こうかな」と口にまで出しても復学に結びつけるのは、ほんの一握りなのです。
それだけ不登校からの復学というのは親や大人が思っている以上に、何倍もの勇気と覚悟、怖さに打ち勝つ強さが必要になってきます。
家庭内で復学を目指す場合は、目標日に復学できなかったことについて、ただショックを受けるのではなくお子さんの今のハードルの高さをしっかりと受け止める必要があります。
家庭内復学を目指す場合は、どうしても一喜一憂してしまうことがあるでしょう。
ここでポイントを2つ挙げてみます。
上手く学校と連携を取り、今の親子関係でできる限りのコミュニケーションと安心できる関係性作りをしていく。
短期間での復学を目指すのではなく、長期的な目標として取り組んでいき、復学から逆算した時に今のお子さんには何が必要なのか明確にしていく。
実際に上記の方法で、家庭内復学を果たされているご家庭も多数あります。
PLSの訪問カウンセラーがご自宅に介入する「不登校サポートコース」ではなく、親御さんの学びに重点を置いた「子育てサポートコース」での支援もありますので、まずは、お問い合わせください。
カウンセラーの訪問なし!家庭内復学の対応について解説します!「まとめ」
PLSの復学支援で復学を果たされた親御さんからのお言葉を一部書かせていただきます。
「数ヶ月前では想像もしていない状況に今でも夢を見ているみたいです。」
「子どもだけでなく親としても成長できたと実感できて、自信を持って子育てできるようになりました。」
「復学後も登校が安定しているおかげで、近所の目を気にしなくなりました。」
「去年、参加できなかった行事に、今年は参加できて本当に嬉しいです。」
「この家族の人生が終わったと諦めていたところ、最後の賭けでPLSさんにお願いして、今では平和な日常を過ごせていて感謝しています。」
このようなお言葉をいただき大変嬉しく感じています。
「学校が全て!」ではないのは当然です。
しかし、不登校の我が子をどうしても受け入れられずに心身ともに疲弊してしまうのも事実。
そしてお子さん自身も精神的に落ち込み、なんとかしたいのに出来ずにそのまま大人になってしまう可能性があることも事実なのです。
「本当は学校に戻りたい子なら、どんな子でも復学してほしい!」
この思いのもと、引き続きPLSではたくさんの不登校に悩むご家庭を救っていきます。
2023年の年末には、私たちが直接関わった親子が「色々あったけど良い一年だった!」と思えるように支えていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回のブログ記事でお会いしましょう。
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