ブログご覧の皆さま、こんにちは。
いであるです。
2学期が終わり、冬休みに入ったご家庭も多い頃ですね。
まずは何より、ここまで本当によく頑張ってこられました。
復学支援に関わる立場として、このタイミングだからこそ必ずお伝えしたいことがあります。
終業式まで登校できたことの「本当の価値」

今年の2学期、PLSの復学支援では、9月にお伝えした「冬休みまでに復学を目指したい方へ」というブログをきっかけに、11月〜12月にかけて復学されるご家庭が多くありました。
毎朝届く登校報告からは、お子さんたちが必死に登校を積み重ねてきた姿が伝わってきました。
学期末・行事前・長期休み前は、どうしても崩れやすい時期でもあります。
だからこそ、
• 終業式まで行けた
• 2学期を走り切った
この事実そのものが、とても大きな成長なのです。

去年の冬休みを、思い出してください

毎年、この時期に必ずお伝えしている問いかけがあります。
「去年の冬休みのお子さんを、思い出してみてください」
一年前、多くのご家庭は不登校の真っ只中だったはずです。
• 気持ちが沈み、笑顔が少なかった
• クリスマスやお正月も心から楽しめなかった
• 外に出ることが少なかった
それが今年は、
• 友達と遊ぶ約束をするようになった
• 家族で外出や旅行ができるようになった
• 表情が明るくなった
復学支援の現場では、去年では考えられなかった変化が、確実に起きています。
復学支援の視点|「学校に行ける=成長」ではありません

復学支援というと、どうしても「登校できたかどうか」だけが注目されがちです。
でも、本当に見てほしい成長は他にもあります。
• 生活リズムが整ってきた
• 勉強に向かう時間が少し増えた
• 家族との会話が増えた
• リビングで過ごす時間が増えた
これはすべて、支援の中でお伝えしてきたことをご家庭で丁寧に積み重ねてこられた結果です。
冬休みは「成長を振り返る」大切な節目です

復学支援で、私がよく親御さんにお伝えしている言葉があります。
「比べるのは、周りの子ではなく、過去のお子さんです」
復学すると、どうしても次の悩みが出てきます。
• 勉強しない
• ゲームが多い
• だらしない
でも思い出してください。
制服を着てくれただけで、涙が出るほど嬉しかったあの日を。
今は、「できていないこと」ではなく「ここまで来たこと」 に目を向ける時期です。
ぜひ、
• ここが成長した
• 本当によく頑張った
• これができるようになった
そんな変化を、言葉にしてお子さんに伝えてください。
復学支援は、これからも続きます

ここまで走り抜けてこられたのは、間違いなく親御さんの力です。
迷いながら、悩みながらも、お子さんの未来を信じて支え続けてこられました。
3学期も、PLSの復学支援と家庭教育の学びを通して、成長を一緒に喜び、辛さは一人で抱えず、
親子で前に進んでいきましょう。
どうか、心が少し休まる冬休みになりますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう。


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