ブログをご覧の皆様、こんにちは!
いであるです。
学校生活の中で、不登校のきっかけとして最も多く見られるのが 体調不良による欠席です。
特に季節の変わり目や生活環境の変化がある時期には、体調を崩してお休みする子どもが増えます。
もちろん、体調が悪いときに無理して学校へ行かないことは大切です。
しかし実際には、ちょっとした体調不良によるお休みが、そのまま不登校につながってしまうケースも少なくありません。
今回は、体調不良から始まる不登校の流れと、早めにできる対応についてお話しします。
体調不良から始まる不登校の流れ

最初は本当に些細なことから始まります。
• 頭が痛い
• なんとなく気持ち悪い
• お腹が痛い
親御さんも「1日休めば治るだろう」と考えて安静にさせることは自然な対応です。
ところが、1日休んだはずが3日、1週間、2週間とお休みが続き、気づけば「体調は治っているのに学校に行けない」という状況に陥ることがあります。
この場合、子どもは最初から「学校に行きたくない」と思っていたわけではありません。
むしろ「どうして学校に行けないのかわからない」と自分でも戸惑ってしまうケースが多いのです。

長く休んでしまったことが心理的な壁になる

不登校のきっかけは体調不良でも、休みが長引くと心理的な壁が大きくなります。
• クラスの友達からどう思われるか不安
• 友達関係が変わっていたら混乱する
• 新しいグループに入れない
• 勉強の遅れが心配
• 授業の流れや持ち物がわからない
こうした不安が積み重なると、子どもは「問題が解決しないと学校に行けない」と考えてしまいます。
実際には、その不安の多くは学校に行ってみないと解決できません。
その結果、「行きたいけれど行けない」という板挟み状態となり、不登校が長期化してしまうのです。
不登校が長期化する前にできること

体調不良による欠席は珍しくありません。
重要なのは欠席が長引く前に早めの対応を行うことです。
• 子どもの気持ちをしっかり聞き取る
• 「本当は学校に行きたい」という気持ちをサポートする
• 体調が回復したら行けるのか、行きづらくなっていないかを一緒に考える
不登校が長引くと学習の遅れや友人関係の不安が増し、家庭だけでの対応が難しくなります。
そうなれば学校の先生やスクールカウンセラー、状況に応じて復学支援機関や不登校専門家のサポートを受けることで、スムーズに学校生活に戻れる可能性が高まります。
【まとめ】小さな変化を見逃さず早めの対応を

不登校のきっかけは、特別な出来事ではなく 体調不良による欠席 のように、どの子にも起こりうる身近なことから始まります。
休み明けの対応がとても重要です。
お子さんの小さな変化を見逃さず、安心して学校に戻れるように支えることが、長期化を防ぐ第一歩になります。
無理に家庭だけで抱え込まず、周囲や専門家に相談することも有効です。
PLSの訪問カウンセリングなどの復学支援は、子ども一人ひとりの状況に合わせた個別サポートで、復学率100%を目指すことが可能です。
子どもたちが再び学校生活を取り戻し、親子で笑顔で過ごせる未来のために、早めの対応と専門的なサポートがとても大切です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回のブログでお会いしましょう。


にほんブログ村

コメント