ブログをご覧の皆様、こんにちは!
いであるです。
お子さんにとって嬉しい春休みが始まりました。
今年度も終わりホッと一息ついて自由気ままに過ごしているお子さんも多いのではないでしょうか。
しかし、春休みの過ごし方によっては、新学期のスタートがスムーズにいかず、場合によっては不登校につながるケースも少なくありません。
今回のブログでは、新年度の登校もスムーズにするためのポイントを解説していきます。

春休みは「親の関わり方」が重要!

春休みは学校が休みなので、親子の距離が近くなりやすい期間です。
そのため、普段は気にしないような子どもの行動にも目が向きやすくなり、つい口を出したくなることが増えます。
しかし、過度な干渉は「子どもが自分で考えて行動する力」を弱める要因になりかねません。
特に、自立を目指しているお子さんの場合、親があれこれ指示を出しすぎると「親が決めてくれるから自分で考えなくていい」という依存心が生まれやすくなります。
こんな言葉がけを意識しよう
✖「ちゃんと宿題しなさい!」
◯「今日はどんな予定で過ごす?」
✖「夜更かししないで、早く寝なさい!」
◯「明日の朝スッキリ起きるには、何時に寝るのがいいかな?」
親が「見守る姿勢」を持つことで、お子さんは自分で考え、行動する習慣を身につけることができます。
「言わなかったらいつまでも行動しない」と不安になられるかもしれませんが、行動しないことによる失敗や後悔を経験することも大事なのです。

新学期をスムーズに進めるために「生活習慣の乱れ」に要注意!

春休み中は、ついつい夜更かしをしたり、朝起きる時間が遅くなったりしてしまうこともあります。
春休みだけではなく、長期休みの間に生活リズムが崩れると、新学期が始まるころには「学校に行くのがしんどい…」と感じる原因になりやすいです。
生活リズムを整えるポイント
・起床・就寝時間を決める(学校がある日と大きく変えない)
・昼夜逆転を防ぐため、日中に太陽の光を浴びる
・朝食・昼食・夕食の時間を一定にする
特に、不登校気味のお子さんは「朝起きるのがつらい」というケースが多いです。
春休み中に朝型の生活を意識することで、新学期に入り、朝、起きることができて登校に繋がる可能性が高まります。

復学支援の視点で見る「春休みの親の対応」

春休みをどのように過ごすかで、新学期の復学に繋がるかどうかが決まることもあります。
過去、不登校の経験があるお子さんの場合、「学校が始まること」への不安が大きくなりやすいです。
親御さんとしては「春休み中に学校の話をどう出すか?」に悩むことが多いかもしれませんが、無理にプレッシャーをかけるのではなく、お子さんの気持ちに寄り添う姿勢が大切になります。
復学をサポートするための会話例
✖「新学期になったらちゃんと学校行けるよね?」
◯「新学期が始まるけど、今どんな気持ち?」
✖「休んでばかりじゃダメだよ!」
◯「学校に行くのが不安だったら、一緒に対策を考えよう」
大切なのは、「子どもの気持ちを否定せず、話を聞くこと」です。
プレッシャーをかけすぎると、かえって不安が増してしまうため、「行かせよう、行かせよう」とせず、焦らずに寄り添いましょう。
復学支援には、専門的なアプローチが必要な場合もあります。
特に、不登校が長引いていたり、学校への強い抵抗感があったりする場合は、カウンセラーや復学支援機関に相談するのも有効です。
こんな場合は専門家に相談を!
・子どもが新学期の話を極端に避ける
・学校に行くことを考えるだけで体調が悪くなる
・親子で話しても、解決策が見えない
復学支援の専門家と一緒に考えることで、お子さんにとって負担の少ない復学のステップを組み立てることができます。

まとめ|春休みの過ごし方が復学成功のカギ!

春休みは、子どもの成長をサポートする貴重な期間です。
親としては、干渉しすぎず見守る姿勢を持つこと、生活リズムを意識すること、そして子どもの気持ちに寄り添うことが大切です。
また、もし新学期に向けて不安がある場合は、一人で抱え込まず、専門家のサポートを活用することも視野に入れるのも良いですね。
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新年度を気持ちよく迎えられるように、春休みの時間を大切に過ごしていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回のブログでお会いしましょう。


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