ブログをご覧の皆様、こんにちは。
いであるです!
ゴールデンウィークも、もうすぐ後半が始まります。
今年も連休中全て、訪問カウンセラーとして全国を走り回る予定です。
今回は、「ゴールデンウィーク明けに不登校にならないための予防策」をここだけで書いていきます。
ご覧ください。
連休中はゆっくりな朝の始まり
連休中であっても、訪問の依頼をいただけることはありがたいです。
なにより私自身、退屈が苦手なので休みの日でも仕事を作ってしまうタイプ。
これはこれで充実したゴールデンウィークかなと思っています♪
平日は支援中の親御さんからお子さんの状況をメールでいただきます。
家庭だけで登校できるようにアドバイスをする朝対応があるのです。
そのため、基本的には5時に起きていますが、連休中は学校が無いので朝は多少ゆっくりとスタートします。
全く休んでいないわけではありませんので、ご安心を!
登校が安定しないご家庭の親御さんの本音
支援中のご家庭から、続々と連休中の様子を報告していただいています。
連休前に復学したご家庭は家族でお出かけしたり、友達と遊びに出かけたりと楽しんでいるようです。
しかし、中には「ゴールデンウィークが来てほしくない」「こんなに長い休みはいらない」と言う親御さんのメールもありました。
この記事を読まれている親御さんの中にも「あ、私もその考え…」と思われた方も少なくないはずです。
それもそのはず。
1年の中でも、GW明けの不登校や行き渋りは最も多いと言われているからです。
ゴールデンウィーク明けに登校が崩れる理由
親御さんがゴールデンウィークを嫌がられる理由は、ゴールデンウィーク明けのお子さんの登校が不安だからということが多いです。
では、もしも連休明けの学校に、お子さんが問題なく登校すると分かっていたらどうでしょうか。
親御さんも少しは安心して休日を楽しめるでしょう。
ゴールデンウィーク明けに登校が崩れるのには訳があります。
新学期に入る4月は、全てが新しく、お子さんは慣れない環境の中で生活しています。
まさに緊張の糸が張り詰めている状態なのです。
「今すぐ休みたい」
「休みたいけれど今休むと友達が出来なくなる」
「グループには入れなくなる」
「勉強についていけなくなる」
このように、お子さんなりに考えて、緊張の中で自分達に打ち勝ちながら頑張っているのです。
このような緊張状態の中で、連休を迎えると、その緊張が一気に解放され、気が緩んでしまいます。
気が緩むことによって、張り詰めていた緊張の糸がプツッと切れるのです。
この糸が一度切れてしまうと、家の中での生活が、本来の何倍も居心地良く感じてしまいます。
「ずっとこの生活がいいな」
「また学校に行ったら色々気を使うししんどいなぁ」
そうすると、このように休む方向へ考え方が傾いてしまうことがあります。
ゴールデンウィーク明けに不登校にならないための3つのポイント!
では、そのような状況でも、ゴールデンウィーク明けの登校に繋げるために、親御さんの対応としては何が出来るでしょうか。
大事なポイントは3つ。
これは復学したての支援中のご家庭によく伝えている内容でもあります!
①ゴールデンウィーク明けの登校日前日に旅行や遠出など、子どもたちにとって楽しい時間となるイベントを極力避ける。(旅行であれば前日に帰ってくるようにしない)
理由→大人でも楽しすぎる出来事の翌日は「仕事に行きたくないな」「もう一日休みだったら」という気持ちになりやすいです。
それはお子さんも同じです。
休みたいと思うだけで、実際に学校に登校してくれるのであれば問題ありません。
しかし、行き渋りや、まだ自分に打ち勝つメンタルが備わっていないお子さんのケースですと登校前日にこのようなイベントは重ねない方が良いです。
また、気持ち的な問題だけでなく、生活習慣の乱れが生じる可能性もあります。
前日まで夜更かししていたのに当日しっかり朝起きられるというお子さんはどれだけいるでしょうか。
それも親御さんにとっては心配なポイントになります。
ゴールデンウィークに出かけることは問題ありません。
登校日をしっかりと確認した上で、余裕のあるスケジューリングをしていきましょう!
②親子間でコミュニケーションをとる時間を作る
理由→学校の様子については日頃、中々「どうだった?」と聞けるものではありません。
私と繋がりある親御さんならご存知の通り、毎日のように「学校どうだった?」と聞くのはやめるようにと伝えています。
しかしゴールデンウィークはまた別です。
新学期から1ヶ月登校出来た頑張りを認め、しっかりと労うことが大切です。
連休初日でも良いですし、まだ聞けていないという親御さんは「そういえば新学期は緊張したと思うけどよく頑張ったね。どうだった?」と学校の話を聞いてみましょう。
その際にお子さんから友達との楽しい話が出てきたら一緒に喜ぶことが重要です。
ここは共感し、笑顔で頷いて聞いてみてください。
反対に弱音や愚痴が出てきたら、しっかりと聞くようにしましょう。
「そんなことがあったんだね。」
「それは嫌だったね。」
「そんな中でよく頑張ったね、えらいよ。」
このように、お子さんの年齢に合った話の聞き方、褒め方をするよう意識することが大切です。
最後に3つ目のポイントですが、これが一番大事と言っても過言ではありません。
③生活習慣を崩さないように親が意識する
理由→親が許可すると子どもは驚くほど自由に過ごします。
結果、昼夜逆転生活に一瞬で変化してしまうからです。
「次の日が休みだから今日は夜更かし」という考え方。
例えばゴールデンウィークではなく土曜日の夜にこれをするのならまだ良しとしましょう。
しかしゴールデンウィークは大型連休なのです。
次の日休みだからと言って、毎晩夜更かしをしているとあっという間に昼夜逆転に繋がります。
昼夜逆転は簡単に直せるものではありません。
連休中ずっと夜更かししていて、登校日の朝問題なく起きて出発できるという可能性は極めて低いと推測されます。
昼夜逆転は不登校や行き渋り、登校初日から遅刻になる可能性が大幅に上がるのです。
お子さんの言葉や行動に惑わされてはいけません。
親御さん自身がしっかりと芯を持って対応してみてください。
その対応一つで、お子さんのゴールデンウィーク明けの登校が良くも悪くも変わります。
以上がゴールデンウィーク明けに不登校にならないためのポイントになります。
ゴールデンウィーク明け、不登校にならないための予防策「まとめ」
ゴールデンウィーク明け、不登校にならないための予防策は、親御さんの意識を改善するところにあります。
どのような対応ができたかにより、出る答えも変化します。
「親子で笑顔になるために」ここは、踏ん張りどころです。
ご家庭だけで難しいと感じられましたら、いつでもご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは次回のブログでお会いしましょう。
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