ブログをご覧の皆様、こんにちは!
いであるです。
今のお子さんのほとんどが、ゲームをしたことがあるでしょう。
ゲームが悪いものではありませんが、限度を超えると支障が出てくることがあります。
今回は、昔からよく耳にする「ゲーム依存」という言葉について書いていきます。
「ゲーム依存」とは?
「ゲーム依存」とは、ゲームに対して過度な執着や興味を持ち、日常生活や社会生活に支障をきたす状態のことを言います。
「ゲーム依存」は、世界保健機関(WHO)によって、「精神障害」の一種として認定されるほど問題視されているのです。
依存は子どもたちや若者だけでなく、大人にも発症する可能性があります。
「ゲーム依存」の怖いところは、ただゲームに依存してしまうという簡単な話ではないというところです。
・ゲームに没頭することで、睡眠不足や食欲不振などの身体的な不調を引き起こすことがある。
・何よりもゲームを優先してしまうことで、学業や仕事、家族や友達などの社会的な義務や関係を疎かにする。
・ゲームと現実との区別がつかなくなり、自分の感情や思考が乱れる。
・自分の人生や将来に対して無気力や無関心になる。
・ゲーム以外のことに興味や関心を失う。
・課金中毒を引き起こすなどゲームに関連する金銭的な問題を引き起こす。
このように「ゲーム依存」は、日常生活に大きな影響をもたらします。
「ゲーム依存」と不登校との関係性
「ゲーム依存」と不登校の関係性は深いとされています。
・学校に行きたくないという気持ちを強める。
・学校での人間関係や学習に対するストレスをゲームで解消しようとする。
・学校での成績や評価に対する不安をゲームで忘れようとする。
・学校での居場所や目標を見失い、ゲームで自己肯定感を得ようとする。
・学校に行かなくてもゲームで満足できると思い込む。
このように、「ゲーム依存」と不登校は、互いに影響しあい、悪循環に陥る可能性があります。
「ゲーム依存」や不登校にならないためには、ゲームの適度な利用と自己管理能力、親子間で決めたルールを守ることが大切です。
心身の健康や発達に悪影響を及ぼすだけでなく、社会的な繋がりや将来の進路にも大きな影響を与える可能性があります。
実際に復学支援を通して出会った親子の中でも、「ゲーム依存」に悩まされているケースをたくさん見てきました。
「ゲーム依存」の中にも軽度から重度まで様々です。
症状が軽いうちに一日でも早く解決するに越したことはありません。
「ゲーム依存」予防に効果的な対策とは?
「ゲームが好き」ということ自体は、決して悪いことではありません。
ストレスの発散にもなる大事な時間になります。
ゲーム好きなお子さんにとって、ゲームの時間が癒しのひとときとなっていることでしょう。
ただし、なんでも「やりすぎ」は禁物です。
今不登校ではないお子さんでも、ゲームを理由に不登校になる可能性は大いにあります。
事前に「ゲーム依存」を予防する対応が必要です。
・家庭でしっかりルールを決める。
・例外を作らない。
・子どもがルールを破るという認識ではなく、親が守らせられていないという意識を持つ。
・ルールを破った時にはペナルティをつける。
(翌日のゲーム時間を減らすなど)
このような方法が予防に効果的です。
見直してみて!「ゲーム依存」と不登校の関係性とその予防について「まとめ」
まだ不登校ではないけど、学校の時間以外はゲームの歯止めが効かなくなっている…。
このような状況に心当たりがある場合は、今回のブログを参考にしてみてください。
お子さんが不登校になって、親子共に苦しんでからでは遅いです。
まずは家庭で対応できるうちに、適切な対応をしてみましょう!
家庭内で解決することが難しいと感じられましたら、ご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回のブログでお会いしましょう。
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