ブログをご覧の皆様、こんにちは!
いであるです。
おかげさまで、弊社には、日頃から数多くのお問い合わせをいただいております。
中には、お引き受けすることができない、専門外のご相談をいただくこともあり…。
今回は、過去に復学支援をお断りしたケースについて書いています。
ご覧ください。
過去に支援をお断りしたケースとは
不登校は短期期間であっても長期期間であっても、これまでの支援では、全てのご家庭が復学されています。
長期間の不登校だけで、支援をお断りすることはありません。
不登校は不登校でも、お断りせざるを得ないのが、不登校のまま何も手を打てず長期化してしまい、重度の親子関係の破綻や自傷行為、精神疾患を伴っているケースです。
自傷行為をしている、もしくは過去に経験があるお子さんや、精神疾患を患っている場合には、不登校からの復学を目指すよりも先に、傷付いてしまった心をケアするための、医療機関に通うことが優先されます。
この段階でのご相談は、PLSが専門としている“復学支援”の領域を超えてしまっている状態であり、支援を差し上げることが不可能です。
訪問カウンセリングを主軸としている手法となるため、ご家庭への登校刺激や訪問カウンセラーの介入は現状を悪化させてしまう恐れもあります。
その場合、専門的な力を発揮することが出来ないので、ハッキリとお断りするしかありません。
「あと数ヶ月早ければPLSの支援でも力になれたかもしれないのに…」という思いはあります。
お子さんの行き渋りで少しずつ欠席も増えていき不登校になり、悩み始めた…。
この時点でご相談いただいていたら、支援することも出来ています。
「もう少し早ければ…。」という気持ちはありますが、カウンセラーが関わることで悪化させることを防ぐため、支援をお断りするケースがあるという現状をご理解いただけますと幸いです。
不登校になる前にご家庭でできること
お子さんが完全な不登校になる前に、家庭でできることはたくさんあります。
不登校の予兆である行き渋りや五月雨登校。
ここに至るまでには、学校や友達関係への不満を抱えているケースもあります。
しかし、支援者の目線から見ると、お子さんの自立心が育まれていない問題で起こっていることがほとんどです。
我が子の自立課題に心当たりがあるという親御さんは、登校面の問題を改善する前に、“自立心を育む”ことを目標に子育てをしてみてください。
これができていれば、未然に不登校を予防することができます。
さらに、お子さんが年相応の成長をすることも可能です。
何かが起きてからだと頭の中が真っ白になってしまい、対応に困るのが不登校です。
現実に直面して、対応に悩み苦しまれている親御さんは痛感されているでしょう。
大事なことは、未然予防です!
過去のブログでも、未然予防に必要な子育てのテクニックについて触れた記事が複数ありますのでそちらもご覧ください。
過去のお問い合わせでPLSが復学支援をお断りしたケースについて「まとめ」
今回は、復学支援をお断りしたケースについて書いてきました。
不登校の未然予防を今からしておきたいという親御さんは、是非PLSにご相談ください。
ご家庭に特化したアドバイスを差し上げる担当カウンセラーが、お子さんの自立心を育むための対応をお伝えします。
これまでと同様に、現在、不登校でお悩みの親御さんもご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは次回のブログでお会いしましょう!
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