ブログをご覧の皆様、こんにちは!
いであるです。
「小1プロブレム」というコトバをご存知ですか?
2023年4月に、お子さんが「小学1年生になる」という親御さんは必読ブログになります!
「小1プロブレム」とは、保育園や幼稚園を卒園した後、お子さんが小学校での生活や新しい環境になかなか馴染めず、落ち着かない状態が数ヶ月続くことです。
ここからは「小1プロブレム」について、深掘りしていきましょう!
じつは、この話は以前にもブログで触れています。
対象のお子さんのいらっしゃる親御さんにはぜひ知っていただきたく、もう一度書くことにしました。
未就学児から小学1年生になって起こりやすいこととは?
入学当初に良くある事例として、下のようなことがあげられます。
授業中なのに教室内を歩き回ってしまう。
先生の指示通りに行動ができない。
これにより、先生の想定通りの授業を進行できない事態に陥ってしまうこともしばしばあるのです。
「小1プロブレム」は、お子さんが学校生活という慣れない環境への不安からとってしまう行動だとも考えられるでしょう。
具体的な原因としては、
①遊び中心から勉強中心に変わることで、退屈に感じてしまったり、しんどさを感じてしまう。
②協調性がまだあまりないので、集団行動が増え、うまく適応できない。
③先生1人に対して、お子さんの人数が増えるため、みんなに指示を行き渡らせるのが困難。
大きくこの3点が原因だと考えられます。
「小1プロブレム」は解決法が無い…詳しく解説します!
これまで未就学児だったお子さんにとって、学校とは、今までとは何もかもが違う、全く新しい環境なのです。
毎朝決まった時間までに自分の足で歩いて登校する。
決められた時間割をこなす。
初めての友達とコミュニケーションを取り生活をする。
責任を持ってクラスの係をする。
お昼寝の時間もなく授業で使った教室の掃除をする。
お迎えもバスもなく、自分の足で帰る。
自宅に帰ったら、宿題をする。
全て、はじめての体験ばかり。
しかし、学校の環境に適応するのは難しいことではありません。
はじめてのことは、そわそわしたり、好きなことができず駄々をこねたりすることもあります。
この「小1プロブレム」は”仕方がない”ことでもあるのです。
「こうしましょう!」という解決法はありません。
強いて言うならば、慣れるのを待つのみです。
さらに親御さんが上手に対応をすることで、慣れる時間を短縮することもできます。
お子さんが家に帰ってきたら、おうちで不満を聞いたり、頑張っていることをほめたり、認めることが大切になります。
「小1プロブレム」を起こさない“予防法”とは?
「小1プロブレム」に解決法はありませんと言いました。
しかし、「小1プロブレム」を起こさない“予防法”は存在します。
それは「入学前から小学校とはどういう場所なのか」をしっかり話しておくこと!
お子さんに「保育園・幼稚園と小学校の違い」を具体的に伝える。
そして、事前にお子さんの中で「イメージできるようにすること」が、何よりも大事です。
保育園・幼稚園では、存在しなかったシステムが、小学校では次々と導入されていきます。
分かりやすく表にまとめてみました。
ぜひ、この予防法を入学前に取り入れてみてください。
お子さんとの会話の時間は大切にしていきましょう♪そのワケは?
小学校に上がると、これまで経験してきたことと違う生活になります。
保育園・幼稚園生活と小学校生活では環境の変化が生じるのです。
このような環境変化に上手く適応できず、ギャップを感じてしまうことで、お子さんに過度なストレスが溜まります。
「ママ学校についてきて」
「学校がこわい」
「行きたくない」
ストレスが溜まりすぎると、このような発言が出てくるケースが多いです。
「小1プロブレム」に陥ると、早期対応をしていかないと不登校や母子登校に繋がります。
ただ、「小1プロブレム」は、家庭内で適切な対応をすることが落ち着きを取り戻す近道です。
ここから、母子登校になってしまうお子さんも見てきました。
1度、母子登校になってしまうと解決は簡単ではありません。
しかし、自力で登校できるようになる手段はあります。
お子さんは、日々、新しい経験をしていき、それを親御さんに聞いてほしいのです。
家庭内でお子さんの声を面倒くさがらずに、しっかり話を聞く時間をつくりましょう。
家庭内で、居心地が悪くなってしまうと、「学校に行きたくない」と、いう考えになりがちです。
話しづらそうにしている時は、親御さんの方から声をかけてみてください。
そうすることでお子さんは自然と親御さんに相談する習慣が付きます。
お子さんが何か悩みを抱えた時に、独りで抱え込んでしまうリスクを減らすことに繋がるのです。
こうした、普段のコミュニケーションが不登校を防ぐことにもなります。
是非たくさんの会話を行ってください。
必読!4月小学校入学予定の親御さん「小1プロブレム」を理解しよう!【まとめ】
今回は、「小1プロブレム」について書いてきました。
もちろん、“年相応に”というポイントは大事にしていきましょう。
小学1年生になっているのに、変わらず保育園児・幼稚園児の頃と同じように接していればお子さんの自立心は育めないどころか、赤ちゃん返りしてしまいます。
今回の記事で伝えたかったことは2点です。
①小1プロブレムを起こす前に今のうちから予防すること。
②行き渋りや母子登校、不登校になれば小学1年生のうちであれば、親御さんの対応次第で改善できること。
この春、おそらく、小学1年生のお子さんを持つ親御さんからの、ご相談が増えることが、予想されます。
その前に一度、予防法について知りたい方はご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、次回のブログ記事でお会いしましょう!
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