ブログをご覧の皆様、こんにちは。
いであるです。
6月も終盤になり、1学期のまとめや期末テストが目前に迫る時期ですね。
新しいクラスに慣れた頃かと思えば、急にテストや提出物が重なり、気持ちが追いつかなくなる中学生も少なくありません。
特に、復学支援を受けて学校に戻ったばかりのお子さんにとっては、ただ通うだけでも精一杯。
そんな中で「勉強しなさい」と言われても、なかなか行動に移せないのが本音です。
PLSでは、復学後も訪問カウンセラーが関わり続けることで、“学習への一歩”を支えるサポートを行っています。
「うちの子、勉強しないんです…」そんな保護者の声が届く時期

この時期、保護者の方からもっとも多く届くご相談のひとつが、
「せっかく復学したのに、まったく勉強しないんです…」
「テストが近いのに机に向かう気配がなくて…」
というもの。
でも実は、勉強しない=やる気がないというわけではありません。
復学して間もないお子さんの多くは、「何から始めていいかわからない」「どうせできないと思ってしまう」という心理状態にあります。
訪問カウンセラーは勉強もサポートします

PLSの訪問カウンセラーは、復学前後の心のケアだけでなく、学習面の支援も大切にしています。
具体的には、以下のようなことを行います。
• 学校から出されたワークやプリントに一緒に取り組む
• 提出物やレポートの下書きをサポート
• 子どもに合わせたオリジナル問題を作成
• 横に座って安心感を与え、静かに勉強できる環境をつくる
「ひとりじゃ手につかない」「取りかかるまでが苦痛」というお子さんには、“一緒にいること”そのものが支援になります。
訪問カウンセリング中、テスト前になると必ず子どもに、「今回は、何点くらいを目指したい?」という問いかけをします。
この“目標設定”によって、子どもたち自身が少しずつ「意識的に学ぼう」とする変化が生まれてくるからです。
• 「英語は苦手だけど50点は取りたい」
• 「提出物を全部出すのが今回の目標」
• 「中間テストより10点アップしたい」
など、目標を口にすることで、自分の学習に意味を見出せるようになっていきます。
復学支援の現場では、よくあることですが、はじめから苦手科目に挑むと、気持ちが折れてしまうことが多いです。
そこでPLSでは、まず得意な教科から取りかかることをおすすめしています。
• 得意科目 → 「やればできた!」という成功体験
• 苦手科目 → 後から前向きにチャレンジしやすくなる
この小さな「できた」の積み重ねが、子どもの自信となり、復学後の安定した生活リズムづくりにもつながっていきます。

訪問カウンセラーの“関わり方”が、続ける力を育てる

家庭教師や塾と違い、PLSの訪問カウンセラーは、勉強だけに集中させる存在ではありません。
• 勉強の合間に少しおしゃべりして気持ちをほぐす
• 雑談の中で「勉強って大事なのかな」と子どもが気づく
• 学校や友達の悩みも、一緒に話せる安心な時間
「楽しかった」「また来てほしい」と思える関わりがあるからこそ、勉強も自然と継続できるようになります。
PLSの訪問カウンセラーの目的は、「ずっと横で支えること」ではありません。
最初は一緒に学びながら、少しずつ自分で学習のリズムを作れるように導いていく。
復学後、学習面でも“自立”に向けて一歩ずつ進んでいけることが最終的なゴールです。
【まとめ】期末テストをきっかけに、“やればできる”を育てよう

6月末、定期テストや1学期の終わりが近づく中で、お子さんの勉強に不安を感じているご家庭も多いはず。
もし今、お子さんが
• 勉強に向かえない
• 机に座っても何をすればいいか分からない
• テストが近いのに焦ってばかりいる
そんな時は、訪問カウンセラーのサポートを検討してみてください。
勉強嫌いでも、関わり方ひとつで「ちょっとやってみようかな」と思える瞬間が訪れます。
ご家庭でもできる工夫もたくさんありますので、ぜひ今日の内容を参考にしてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回のブログでまたお会いしましょう。


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