ブログをご覧の皆様、こんにちは!
いであるです。
不登校の悩みを持つご家庭では、最近「復学支援」や「復学支援機関」という言葉を目にする機会が増えてきたのではないでしょうか?
「復学支援機関」では、不登校のお子さんが再び学校に通えるようになることを目標とするケースが多いですが、すべてのお子さんにとって、必ずしも復学が最適な選択であるとは言えません。
一人ひとりのお子さんに合った学びの場を見つけることが重要であり、学校以外にもフリースクールやホームスクーリング、別室登校など、多様な支援が求められています。
PLSでは、「学校に戻りたい」と思っているお子さんへの復学支援を重きに置きながら、不登校のお子さんが自分に合った環境で安心して学べる幅広い選択肢を提供しています。
今回は、PLSの「復学支援」 の考え方から、「多様な支援」 の選択肢について説明していきます。
復学支援とは?不登校の子どもに必要なサポート

「復学支援」とは、何らかの理由で学校を長期欠席したお子さんが、再び学校に戻るためのサポートを提供する取り組みを指します。
ただし、PLSでは、単に「学校に戻ること」だけを目的としていません。
大切なのは、お子さんが無理なく、安心して学べる環境を整えることです。
不登校の原因や子どもの性格、家庭環境はさまざまであり、画一的な方法ではなく、個々に合わせた支援が求められます。

PLSの主な復学支援の内容

学校に戻りたいという気持ちを持つお子さんには、以下のようなサポートをしています。
・子どもの心理的サポート
→自己肯定感を高める、プレッシャーを軽減する
・親御さんへのアドバイスやカウンセリング
→家庭環境の改善、子どもとの接し方の見直し
・学校との連携
→先生やスクールカウンセラーとの相談、個別の対応
・別室登校や段階的な復帰の提案
→無理のないペースで復学を目指す
・学校に戻りたい気持ちを後押しする復学準備
→学校への不安や心配事一つ一つをクリアできるように的確な復学準備を提案し、訪問カウンセラーと二人三脚で乗り越えて復学当日を迎える
このように、一方的に学校復帰を提案するのではなく、お子さんの気持ちに寄り添った支援が大切です。
支援を受講される際には、親御さんには「必ずしも復学を勧めるわけではなく、お子さんの気持ちを聞いた上でこの先のことを考えます」とお伝えしています。
復学だけじゃない!多様な学びの場の選択肢とは?

「不登校の子どもが進む道は、学校復帰だけではない」
これは、PLSが大切にしている考え方です。
お子さんによっては、学校という環境が合わないケースもあります。
中には、お子さんが、戻りたくても戻れない深刻な悩みや精神的負担を抱えているケースもありました。
そのため、無理に通常の教室に戻すような「復学支援」ではなく、しっかりと話し合った上で、別の学びの場を見つけることもあります。
【フリースクールで学ぶ】
フリースクールは、学校とは異なる自由な学びの場です。
決められたカリキュラムに縛られず、自分のペースに合わせて学習や活動がしたいお子さんへの選択肢の1つになります。
フリースクールのメリット
・学校のような集団生活が苦手な子どもも通いやすい。
・自分の興味や得意なことを活かした学びができる。
・先生やスタッフが一人ひとりに寄り添ったサポートをしてくれる。
私自身、過去にフリースクールを運営していたこともありますが、学校に対して精神的な負担を抱えているお子さんでも、フリースクールだとのびのびと過ごしている光景を見ることが多かったです。
【別室登校で学校との距離を縮める】
「いきなり教室に戻るのは難しい…」というお子さんには、別室登校という選択肢があります。
学校内の別の部屋で過ごしながら、少しずつ学校に慣れていく方法です。
別室登校のメリット
・学校の雰囲気に慣れることができる。
・学校との繋がりを保ち続けられる。
・少しずつクラスに戻る準備ができる。
・先生と個別に話せる時間が増える。
・友達が休み時間や給食時間に来てくれる。
【ホームスクーリングで家庭学習を進める】
学校には登校せず、自宅で学習を進める「ホームスクーリング」も、1つの選択肢です。
PLSでは、これまでも「学校には行けないからホームスクーリングを頑張る」というケースも見てきました。
家庭内でホームスクーリングに結びつけるケースもあれば、訪問カウンセリングを通して家庭で学習するお子さんをサポートするプログラムを提供することもあります。
ホームスクーリングのメリット
・自分のペースで学習できる。
・学校に行くストレスを感じずに学べる。
・親子で学びながら成長できる。
PLSでは、お子さんの気持ちを聞いた上で、このような方向にも結びつけてきました。
PLSの「復学支援」が選ばれる理由

短期間での復学
PLSでは、支援開始から平均1.5ヶ月~3ヶ月で復学するケースが多く、早期の復学を実現している点が大きな特徴です。
状況によっては、翌日〜2週間で復学することも可能で、留年や進級への影響が懸念される場合にも柔軟に対応しています。
個別に合わせた支援
一人ひとりの性格や家庭環境を丁寧に分析し、独自の手法で最適な復学プランを提案しています。
「その子に合う方法」で進めるからこそ、子ども自身も前向きに復学に向かうことができます。
親の学びも支援
PLSは、お子さんだけでなく親御さんのサポートも重視しています。
カウンセリングやセミナーを通じて、親御さんがお子さんとの関わり方を学び、家庭での関係性をより良いものにしていくことが可能です。
多様な選択肢
復学だけにこだわらず、フリースクールやホームスクーリングなどの選択肢も含め、お子さんにとって最適な進路を一緒に考えていきます。
「学校に戻りたい」「今のままではよくない」と感じているお子さんに対しては、しっかりと復学準備を行い、最終的には復学率100%という成果に結びついています。
【まとめ】不登校は家庭で抱え込まず、専門家の支援を!

不登校に悩むご家庭にとって、復学支援は数ある不登校支援の1つですが「学校復帰だけが正解ではない」ということを知っておくことが重要です。
お子さんに合った学びの場を見つけ、無理のない形で前に進むことが大切です。
復学支援を受けるか検討されている方、復学支援が何かをさらに詳しく知りたい方、とにかく話だけでも聞いてほしいという方は、初回の電話相談をご利用ください。
初回は無料とさせていただいています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは次回のブログでお会いしましょう!


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