ブログをご覧の皆様、こんにちは!
いであるです。
不登校のお子さんを持つ親御さんの気持ちとして、一番最初に出てくるのが「まさか自分の子どもが不登校になるなんて思ってなかった…」ではないでしょうか。
行き渋りや欠席があったとしても、不登校になるとは想像もしていなかったはず。
想定外の出来事に落ち着いていられなくなるかもしれません。
しかし、不登校の解決において焦りは禁物です!
今回は、不登校に悩む“親御さんの心の保ち方”について書いていきます。
特に、支援を検討中、または支援を開始して間もない親御さん向けのお話になります。
受講中の親御さんにお伝えする「焦らないでください」の意味
支援を受講中の親御さんには、よく、「焦らないでください」とお伝えしています。
焦らないでくださいというのは、決して「見守りましょう」「動き出すまで待ちましょう」という意味ではありません。
「焦って間違った対応をするのではなく、冷静になって1つ1つお子さんに合った対応をしましょう」ということなのです。
PLSの復学支援は、動かず見守るのではなく、アプローチ型になります。
突然、我が子が学校へ行けなくなる。
いつも明るく笑顔を見せてくれていた我が子が、真っ暗な表情で親とは口もきかず部屋に閉じこもる。
何をしているかといえばルールを堂々と破りずっとゲームをしたり、お風呂にも入らず歯磨きもしない。
親の出した料理は食べずにお菓子やカップ麺の生活。
暴れたり、暴言を吐いたり、不登校前には考えられないほどわがままになったり、赤ちゃん返りを疑うほど幼くなっている姿を見ると、親御さんは冷静でいることは難しいでしょう。
以前のように、「いってきまーす」と制服を着て、通学カバンを持って家を出ていく姿を思い浮かべては、心が痛くなり涙が出てくることもあるかもしれません。
このように、悩みを抱えておられる親御さんやお子さんを支え、寄り添い、解決に導く。
それがPLSの復学支援になります。
不登校でお悩みのご家庭の2つの傾向
これまで多くのご家庭を支援してきた中で、2つの傾向を見つけることが出来ました。
傾向①
親御さん自身が「何がきっかけで、今解決すべき問題が何か、その問題をどう解決すれば良いのか」を親御さんなりに冷静に考えられているご家庭は、不登校という悩みから比較的早く解放されるということ。
理由として、親御さんが現状の問題意識を持つことで、カウンセラーからのアドバイスや対応面の指示を、素直に取り入れて行動に移せるからです。
傾向②
「1日でも早く復学させたい!」と行動ではなく親御さんの“気持ちだけ”が先走ってしまうご家庭では、不登校という悩みから解放されることがやや遅いように推察されます。
理由として、そういうご家庭ではカウンセラーのアドバイスや指示を「本当にそれで解決できるの?」と疑ってしまう。
言われたアドバイスを実践しない。
“自分のやり方で解決したい”、“これまでしてきた子育て観をどうしても変えることが出来ない”という気持ちが強い。
これが結果的に解決しないどころか悪化してしまうからです。
傾向②のようなご家庭には、今の状況から救いたい気持ちがありますので、厳しい話をしてでも直してもらいます。
親御さんの「心の保ち方」をどれだけ上手にコントロールできているかで、不登校の解決や復学にも影響が出てきます。
親御さんの焦りや「早くなんとかしたい!」が優先されると、カウンセラーからのアドバイスが頭に入らなかったり、実践しようとしても体が言うことをきかないです。
ぜひ上記の傾向①を意識した上で、日頃のカウンセラーからのアドバイスを聞いてみてください。
「不登校対応の解決において、焦りは禁物です!」
これは、忘れないでいてください。
【必読】不登校に悩む親御さん、焦れば焦るほど解決が遠ざかります!「まとめ」
不登校というのは「親だけ」「子どもだけ」で悩んでいるものではありません。
お子さんはお子さんなりに「戻りたくても戻れない」「学校が怖い」「どうしていいかわからない」と日々誰にも相談できない悩みや不安を抱えています。
親御さんには、気持ちにゆとりをもって、不登校の解決を目指してほしいと考えています。
PLSと出会った時点で、もう1人ではありません。
抱えきれなくなった悩みや不安はカウンセラーが一緒に背負い、解決に導きます。
PLSのカウンセラーは、「親子だけに背負わせず一緒にその痛みを背負い解決していく」という強い信念でサポートしています。
引き続き一緒にお子さんの復学を目指して二人三脚で頑張っていきましょう!
今、不登校に悩む親御さん、相談するハードルが高くなかなか問い合わせることが出来ずに悩まれている親御さん。
どなたでも遠慮なくご相談ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは次回のブログにてお会いしましょう!
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