ブログをご覧の皆様、こんにちは!
いであるです。
夏休み終盤、支援に入っているご家庭では着々と休み明けの準備を進めています。
今回のお話は「不登校を見守るだけの危険性」についてです。
「不登校は見守って解決するものだ!」と思われる方はご覧にならないことをオススメします。
考え方は色々あるのですが、弊社では不登校は見守るだけではなくアプローチをかけていくものだという考え方のもと、この記事を書いていきます。
想定外の流れになることもある復学支援で大切にしていること
PLSでは、
「子育てサポートコース」
「不登校サポートコース」
「はばたきコース」と3つの柱を軸に、全国のご家庭へ支援をしております。
この支援をしていると、「子どもの動きが予想通り!分析した通り!」と、毎回思い通りにいくわけではありません。
どれほど準備をしていたとしても、様々な想定外が起こります。
特に不登校のお子さんたちと直接関わる復学支援である「不登校サポートコース」
対応に自信を持って訪問に入った時に、お子さんが予想外の行動に出てしまったり、事前の打ち合わせと違う対応を親御さんがされたり。
年に数回ほど、予想外の展開に焦る気持ちに襲われる瞬間や、私自身の分析の甘さ、視野の狭さや先読み能力の低さを痛感して落ち込むこともあります。
というのも復学支援者には、家庭の人生を背負うとても大事な役目があるからです。
「とりあえず不登校中のお子さんを復学に導ければ良い」というわけにはいきません。
私の一言や、たった1つの行動が良くも悪くも家庭の人生を大きく変えてしまうため、どんな時も常に落ち着いて対応を組み立てるのです。
そして「親子で笑顔になるために」という弊社の企業理念に沿って、「何が親子のためになるのか」を最優先に考えていきます。
対応により期間が長引いてしまう不登校の現実
これまでの経験上、見守っているだけでは不登校の状態から先に進まないことが多かったです。
見守って登校できるケースもあると聞きます。
しかし、親御さんも「見守りましょう」のアドバイスをするアドバイザーも多くは「どこまで見守れば良いのか?」という明確なものが、分からない状態です。
そのため、不登校の解決において、私たちの復学支援は根拠のない「見守りましょう」の対応はしておりません。
見守り続けた結果、不登校歴がただ長引いていき、お子さんが赤ちゃん返りしたり、ワガママが強くなるだけ、学校に行きづらくなるだけという“見守ったことによるリスク”が生じてきたご家庭をたくさん見てきました。
お子さんが今1人で抱えているかもしれない悩みを、いつまでも放っておくわけにはいきません。
待てば待つほど、時間が経てば経つほどその悩みは膨れ上がり、本来1つだったはずの悩みが2つ、3つと増えていき、復学しづらくなるのが不登校です。
アプローチをかけることで復学へ導いていきます!
特に「本当は戻りたいのに戻れない」「行きたいのに行けない」というお子さんに対しては、「ただ見守るだけ」の対応はせずに、訪問カウンセラーが一緒に復学するための準備を行っていきます。
人には感情があり、それぞれに思うことがあります。
お子さんだって本心じゃないことを口にしてしまったり、暴れてしまったり…。
親御さんだって、お子さんを1番に考えて「よかれ」と思って口に出したり、頭では分かっていても、ついつい「してはいけない対応」をしてしまうことも私たちは全て分かっています。
分かっているからこそ、ただただ「見守りましょう」「親が変わりましょう」「子どもを変えましょう」という無責任なアドバイスはしません。
綺麗ごとを言うだけで、この辛い現実が変わるのであれば、いくらでも伝えることはできます。
実際、それでは問題解決に結びつかずに、時間だけが過ぎていくような“出口のないトンネル”状態のご家庭を数えきれないほど見てきました。
目の前で起こっているこの状況を、どのように解決していくかを考えた時に、やはり私たちが出来ることは「アプローチをかけていく」ということに繋がります。
特別なアプローチをかけずに「あなたのペースで大丈夫だよ」と伝えていくだけでは、いつまでもお子さん自身、重たい腰をあげられないかもしれません。
たった1つのきっかけさえあれば、どうしても動けなかったお子さんが自らの意思やチカラで立ち上がれるかもしれません。
その可能性を1%でも高めるために、PLSの復学支援があります。
復学支援者から見た「不登校を見守るだけの危険性」を解説します!【まとめ】
今、世の中は色々な情報がネットにあがり何が正しくて間違っているかは正直わかりません。
正解は存在しないからです。
ただ、本心では「見守るだけでは状況は変わらない」とお考えの親御さん、1度PLSにご相談ください。
また、PLSの支援枠には上限がありますので、2学期中に復学を果たしたいという方は、早めにお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回のブログでお会いしましょう。
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