「学校に行きたくない。でも、本当は行きたい」
不登校のお子さんから、このような言葉を聞いたことはありませんか?
学校に行きたい気持ちはあるのに、朝になると体が動かない。友達に会いたいと思っていても、久しぶりに教室へ入ることを考えると怖くなってしまう。
このように、学校へ戻りたい気持ちと、登校することへの不安の間で葛藤している子どももいます。
親御さんとしても、本人が学校に戻りたいと言っているのに、なかなか登校できない姿を見ると、どう対応すればよいのか悩みますよね。
不登校が続く背景には、子ども自身も言葉にできない不安や、学校へ戻るきっかけをつかめない状況が隠れていることがあります。
今回は、学校に行きたいのに行けない子どもの心理や、不登校からの復学を目指すための支援についてお話しします。
学校に行きたいのに行けない子どもの葛藤

不登校になると、「学校が嫌いになったのかな」「もう学校に行く気がないのかな」と考えてしまう親御さんもいるでしょう。
しかし、実際には学校に戻りたい気持ちを持っている子どもも少なくありません。
「友達に会いたい」
「みんなと同じように学校生活を送りたい」
「本当は普通に登校できるようになりたい」
このような思いがあっても、実際に登校するとなると、不安が大きくなってしまうことがあります。
例えば、次のようなケースです。
最初は、作文発表が嫌で1日だけ学校を休みました。
ところが、翌日になると、
「今から学校に行ったら、ズル休みだと思われるかもしれない」
と考えるようになり、登校できなくなってしまいます。
そして、
「明日から行こう」
「週明けになったら行こう」
「もう少ししたら行けると思う」
と考えているうちに、欠席する日が増えていきます。
最初はたった1日の欠席だったとしても、時間が経つにつれて、学校へ戻ることへの不安が大きくなってしまうのです。
このような子どもは、学校そのものが嫌なのではなく、戻りたい気持ちはあるのに、どうすれば戻れるのか分からなくなっている可能性があります。
また、親御さんに「学校に行きたい」と話していても、実際に登校する段階になると気持ちが揺らいでしまうこともあります。
子どもの中では、学校に戻りたい気持ちと、登校することへの怖さが同時に存在しているのかもしれません。
不登校が長引くと学校へ戻ることが難しくなる理由

学校を休む期間が長くなると、子どもの中にはさまざまな不安が積み重なっていきます。
例えば、
- 授業についていけなくなっているのではないか
- 友達から何か言われるのではないか
- 先生にどのように思われるのか気になる
- 久しぶりに教室へ入るのが怖い
- みんなが普通に学校生活を送っていることに焦りを感じる
このような不安が増えていくと、学校に戻りたいと思っていても、なかなか行動に移せなくなります。
特に、欠席期間が長くなるほど、学校へ戻るきっかけをつかみにくくなることがあります。
親御さんが「明日は学校に行ってみない?」と声をかけても、「無理!」と拒否されてしまう。
「少しだけでも行ってみたら?」と提案しても、話を聞いてくれない。
そんな状況が続けば、親御さんも「これ以上、登校を促さないほうがいいのかな」と考えてしまいますよね。
一方で、子ども自身も学校に戻りたい気持ちを持ちながら、何から始めればよいのか分からず、動けなくなっている場合があります。
ここで大切なのは、学校に行けないという状況だけで、子どもに登校する意思がないと判断しないことです。
「行きたくない」という言葉の裏に、学校へ戻ることへの不安や、周囲の目を気にする気持ちが隠れていることもあります。
親御さんが子どもの気持ちを理解しようとすることは大切ですが、それだけで登校につながるとは限りません。
今のお子さんに何が必要なのか、家庭での過ごし方や親子の関わり方も含めて考えていく必要があります。
復学支援とは?学校復帰と継続登校を目指すサポート

復学支援と聞くと、「子どもを無理やり学校へ行かせるのでは?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、復学支援は、ただ子どもを学校へ連れていくことを目的としたものではありません。
子どもの状態や家庭での様子を確認しながら、学校へ戻るために必要な対応を考え、具体的な支援につなげていくものです。
また、復学を目指すうえで大切なのは、1日だけ登校できるようになることではありません。
学校へ戻った後も、継続して登校できる状態を目指すことが重要です。
例えば、毎朝決まった時間に起きること、学校へ行く準備を自分で進めること、忘れ物を確認することなど、日常生活の中で身につけていくこともあります。
さらに、学校生活では友達や先生との関係、授業への取り組み方、学校で嫌なことがあったときの対応など、さまざまな場面に向き合う必要があります。
一度登校できたとしても、その後に困ったことが起きれば、再び学校へ行くことが難しくなる場合もあります。
そのため、復学支援では、学校への復帰だけでなく、復学後の学校生活まで見据えて支援を考えていくことが大切です。
子どもへの関わり方だけでなく、親御さんの対応や家庭でのルール、生活習慣なども含めて、登校につながる環境を整えていきます。
不登校の状態や家庭環境は、一人ひとり異なります。
だからこそ、すべての子どもに同じ対応をするのではなく、それぞれの状況に合わせた支援が必要になります。

PLSの訪問型復学支援で学校への復帰を目指す

PLSの復学支援の大きな特徴は、訪問カウンセリングを中心に支援を行っていることです。
実際にご家庭へ伺い、子どもと直接関わることで、電話やメールだけでは把握しにくい家庭での様子や親子の関わり方なども確認できます。
例えば、子どもが普段どのように過ごしているのか、親御さんとの会話はどのようなものか、学校について話題にしたときにどのような反応をするのか。
こうした日常の様子を確認することで、その子に必要な働きかけや、親御さんに見直していただきたい対応なども具体的に考えられます。
また、親御さんが心配するあまり、子どもが自分でできることまで先回りしてしまっている場合もあります。
反対に、子ども自身に任せるだけでは、なかなか行動につながらないこともあります。
どこまで子どもに任せるのか、どのような場面で親御さんが関わるのか。
家庭での対応を一つずつ確認しながら、復学に向けた環境を整えていきます。
PLSでは、子どもへの訪問カウンセリングだけでなく、親御さんへのアドバイスや家庭での関わり方についてもサポートしています。
子どもだけに登校を求めるのではなく、親子の関わりや家庭での過ごし方も含めて支援することが、PLSの復学支援の特徴です。
不登校のお子さんが学校へ戻るためには、本人の気持ちだけでなく、家庭での対応や学校生活を見据えた準備も必要になります。
「本当は学校に戻りたいのかもしれない」
「何度も登校を促しているけれど、なかなか変化がない」
「復学後も継続して登校できるようにしたい」
このようなお悩みを抱えている親御さんは、一人で悩み続ける必要はありません。
PLSでは、全国のご家庭を対象に訪問型の復学支援を行っています。
お子さんの状態やご家庭の状況を確認しながら、学校への復帰、そして継続登校に向けた支援を行っています。
不登校からの復学を目指したい方、今後の対応について悩んでいる方は、まずは一度PLSにご相談ください。
11月は復学支援について個別の説明会も開催しています。
▼詳細・お申込みは、下の記事からどうぞ。


※メールでのご相談をご希望の方は、こちらのお問い合わせフォームもご利用いただけます。
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活動範囲
PLSの復学支援は、北海道、東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州と全国対応しています。
訪問支援の実績がある地域
これまでに以下の地域へ訪問し、対面での復学支援を行ってきました。
北海道
東北/宮城県・山形県・福島県
関東/茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・長野県
北陸/新潟県・富山県・石川県・福井県
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