ブログ読者の皆様、こんにちは!
いであるです。
支援を通してよくあるご相談が「習い事について」です。
学年が変わるタイミングで、お子さんが新しいことにチャレンジされるご家庭も多いです。
今回は、子どもに習い事をさせたいと悩んでいる、もしくはさせているけど休んだり渋ったりすることが多くて困っているという親御さんに向けて書いていきます。

子どもの習い事が続かない理由とは?

習い事を始めても、すぐに辞めてしまうお子さんは少なくありません。
その主な理由として、以下のようなケースが考えられます。
・親の期待と子どもの意欲のズレ
親が「この習い事をやらせたい」と思っていても、お子さん自身の興味が薄いと続きにくいです。
典型的な例で言えば、「勉強させたい」という親の意思で塾に入れたけれどお子さんはそれを望んでおらず「無理やり入れさせられた」と感じているケースです。
話を聞く中でも、特に多い続かない原因になります。
・最初の期待と実際のギャップ
「楽しいと思ったのに、思ったより厳しかった」など、イメージと現実の違いに戸惑うことがあります。
・成長とともに興味が変わる
ある時期に夢中だったことが、成長とともに興味を失うのは自然なことです。
・負担が大きい
学校の勉強や他の習い事と両立できず、疲れてしまうお子さんもいます。

習い事を始める前に考えるべきこと

習い事を長続きさせるには、スタートする時にしっかりと考えることが重要です。
① 子どもがやりたいと言った場合
お子さんが自ら「やりたい!」と言った場合でも、すぐに申し込むのではなく、本当に続けられるかを確認しましょう。
親ができるサポート
・体験レッスンを受けさせ、イメージと合っているか確認する
・「最低でも○ヶ月は続ける」というルールを決める
・辞める理由を話し合い、「ただの気分」なら慎重に判断する
② 親の希望で習い事を始める場合
「将来のため」「得意そうだから」と親が選ぶケースでは、お子さんが興味を持てるような工夫が必要です。
親ができるサポート
・習い事の意義や楽しさを伝え、モチベーションを高める
・成果を実感できる機会をつくる(発表会・試合など)
・無理に押しつけず、子どもの意見も尊重する

子どもの習い事を長続きさせるコツ

習い事が続かない原因を減らし、楽しく通える環境を整えることが大切です。
・習い事の目的を明確にする
「何のためにやるのか?」を親子で話し合い、納得して始めると意欲が続きやすくなります。
習い事を“自分事”と捉えられないと長続きしません。
・無理のないスケジュールを組む
他の習い事や学校の勉強とバランスを取りながら、負担になりすぎないよう調整しましょう。
・子どもの気持ちを尊重する
「今日は行きたくない」と言う日があっても、頭ごなしに叱るのではなく理由を聞き、気持ちに寄り添うことが大切です。
もちろん怠け、サボりと言ったものは認める必要はありませんが、休みたいと思う理由を聞くことは大事です。
・親も一緒に楽しむ姿勢を持つ
子どもが頑張っている姿を褒めたり、スポーツの習い事であれば一緒に練習したりすることで、モチベーションが上がります。

「まとめ」子どもが楽しく続けられる習い事を見つけよう

お子さんの習い事は「続けること」が目的ではなく、「子ども自身が意味を見つけて成長できること」が大切です。
無理に続けさせるよりも、お子さん自身が「やってよかった!」と思える習い事を見つけられるよう、親としてできる限りのサポートしていきましょう。
習い事を始めさせる、辞めさせる見極めが難しいという親御さんは一度、ご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回のブログでお会いしましょう。


にほんブログ村
コメント