ブログをご覧の皆様こんにちは。
めだかっこです。
4月に入り、進学、進級の季節となりました。
これまでに、「小1プロブレム」や「中1ギャップ」については、このブログでも紹介してきました。
それに加えて、「高1クライシス」という言葉も一緒に取り上げられることがあります。
今回は「高1クライシス」について書いていきます。
「高1クライシス」とは
高校へ入学して間もない時期。
新しい環境になり、勉強面や生活面での変化に適応できないお子さんが出てくることがあります。
その流れで、不登校になったり、退学したりしてしまう現象のことを「高1クライシス」と呼びます。
高校入学がきっかけになり、今までの中学校生活を楽しく過ごしていた明るいお子さんでも、不登校になるというケースもあるようです。
誰でもに起きるかもしれないこの現象。
原因や親御さんの対応について紹介していきます。
「高1クライシス」になる原因
「高1クライシス」になる原因は色々ありますが、代表的な3つを書いていきます。
①通学時間が長くなる
小中学校には、自宅から歩いて通えていたお子さんも、高校からは学区が広がり、今までよりも遠い場所にある学校まで行くことになるケースが多いです。
電車やバスなどを使うこともあり、これまでより通学時間が長くなります。
登下校の時間帯は、公共交通機関が混み合う事も多いでしょう。
また、中学校よりも授業や部活の用意など持ち物が増え、荷物が重たくなっていることもあります。
重たいカバンを持ち混雑した電車やバスで通学する。
慣れるまでは、それだけで疲れてしまい、負担になることもあります。
②交友関係の変化
高校生になると、小中学校で仲良くしていた友人と離れるケースが多いです。
初めて出会う同級生との新しい関係性を作り上げていくことに、ストレスを感じるお子さんもいます。
知り合いがいない環境で上手く過ごせるか心配になることもあるようです。
③学習面での不安
高校は、受験する際に、自分の学力レベルに合った学校を選びます。
そのため、同レベルの学力のお子さんが集まるので、その中で、成績を維持するためには、努力が必要です。
中学では成績優秀だったお子さんも苦戦して、自信を無くしてしまうこともあります。
学習のスピードが早くなることもあり、学習面での不安がストレスになることもあるのです。
代表的な3つを書きましたが、このようにして、大きな環境の変化により「高1クライシス」を引き起こすことがあります。
「高1クライシス」にならないための対応
せっかく合格した高校なのに、辛い思いをしてしまうことは防ぎたいもの。
親御さんのできる対応を書いていきます。
毎日、新しい環境で毎日頑張っているお子さん。
ご家庭で、話をしてきてくれたら、しっかり聞くようにしましょう。
そして、出来ていないことではなく、出来たことに目を向けて、頑張りを認め、労う声掛けを意識してみてください。
はじめのうちは、慣れない環境での学校生活なので、帰宅してから、疲れてダラダラしてしまうこともあるかもしれません。
自宅でくつろげないと、気の休まる場所が無くなるので、ある程度は見守りをし、リラックスできる場所を作ることも必要です。
お子さんが楽しい高校生活を過ごせるように、サポートしていきましょう。
高校進学時に注意!「高1クライシス」とは?原因と対応について【まとめ】
高校は、これまでの小中学校とは違う、大きな環境の変化があります。
どんなお子さんでも、「高1クライシス」になる可能性は持っていると言っても過言ではありません。
楽しい毎日になるように、見守っていきましょう。
PLSでは、高校生の対応もしています。
不登校や子育てでお悩みがございましたら、いつでもご連絡ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
にほんブログ村
コメント