ブログ読者の皆様、こんにちは!
いであるです。
前回は、中学生の女の子に登校刺激を行い、「学校に戻りたい」という本心を引き出して、訪問カウンセラーに繋げたところまでを書きました。
今回は、訪問カウンセラーの導入から、復学するまでの様子を書いていきます。
ご覧ください。
カウンセラーと話していくうちに見えてきたAさんの本心は?
コーチングとは違い、Aさんにとっては優しく、寄り添い役を徹する訪問カウンセラーが話をすると、これまで見えてこなかったAさんの本心が見えてきました。
【登校を渋り始めたきっかけ】
友達と小さなことで揉めた。
【不登校になったきっかけ】
揉め事が解決しないまま登校していて、それによるストレスが耐えられなくなった。
【行きたいけど行けない理由】
1日だけ休むつもりが、長引いてしまい行きづらくなった。
・友達とのことも解決していない。
・勉強面の不安がある。
・久しぶりに登校したときの周りの目が気になる。
・仲良くしてくれる友達がいるか分からない。
・先生が家庭訪問してくれた時も無視してしまったから会いづらい。
このようにして、様々な理由が次から次へと出ていました。
これだけの悩みを1人で抱え込んでいたのであれば、自分だけで乗り越えるのは難しくて当然です。
※コーチングと訪問カウンセリングの違いは過去のブログ記事をご覧ください。
カウンセラーと一緒に復学日を決定!その後…
話をしっかり聞いた上で、訪問カウンセラーと1つずつどのようにして乗り越えていくかを一緒に考え、復学日を設定することが出来ました。
本人の意思を尊重するため、どれくらい準備期間を設けたいか確認します。
すると、「長く取りたいけど長すぎると行きづらい気持ちが強くなりそうなので、1ヶ月くらい…」と答えてくれました。
そして、登校刺激から約1ヶ月後に復学することを決意したのです。
その日は復学日も決まり、親子でしっかり話し合う時間を作り、「これからカウンセラーと二人三脚で頑張っていこう!」という話で終わりました。
とても順調に思えた登校刺激でしたが…。
カウンセラーが離れてから、Aさんの口から「学校怖い。やっぱり行けそうにないかも」と泣きながら親御さんの前で不安を口にしていたそうです。
ここからどのようにして、Aさんは不安を乗り越えて復学を果たしたのか。
次回の記事で、こちらのブログを完結とさせていただきます。
後編をお見逃しなく!
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