ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
いであるです。
もしも、あなたのお子さんが不登校だったとしたら、お子さんに対してどのように接しますか?
また、そのようなイメージをしたことはありますか?
きっと、その都度出てくる問題を、親御さんなりに解決して、何とか学校に目を向けてくれるように、一生懸命になるのではないでしょうか。
もちろん、親御さんがお子さんのためにとる行動自体が問題という訳ではありません。
むしろ、お子さんは、親御さんに感謝の気持ちを持ってくれるでしょう。
しかし、良いことばかりではないことも知っていただきたいのです。
今回は、「不登校のお子さんへの接し方」について書いていきます。
ご覧ください。
問題解決することで変わっていくお子さんの思考
お子さんの問題を、親御さんが解決することで、上に書いたような思考になってしまうケースもあります。
つまり、お子さん自身の問題解決能力が低下することにも繋がるのです。
また、このケースは不登校のお子さんに限っての問題ではありません。
登校ができているお子さんであっても、何かに悩むことはあります。
そう考えると、親御さんのお子さんへの関わり方には注意が必要なのです。
お子さんの問題を親御さんが解決する流れは繰り返されます
私はこれまで、不登校中のお子さんの親御さんとカウンセリングを通じて、お子さんへの関わり方を数多く聞いてきました。
その中でも「お子さんの学校に対する意識が低くなってきているから、少しでも学校に行くための足がかりの役割を担っている」親御さんが多く見受けられます。
その1つ1つを親御さんが解決すると、お子さんから『次はこれが嫌だ』といった新たな問題が出てくることが多いです。
(子ども)問題→(親)解決→(子ども)新たな問題→(親)解決→(子ども)新たな問題→……
結果的に、上に書いたようなことの繰り返しになる可能性が多いように感じました。
対応の1つとして、親御さんが、地域の相談センターに連絡してみたり、スクールカウンセラーに相談されることもあるでしょう。
「今は学校疲れで、お子さんのエネルギーが失くなってきている可能性があるから、休憩させてあげましょう。」
「心の充電をさせてあげましょう。」
このように「待ちましょう」というアドバイスを受けたという親御さんとよく出会います。
このアドバイスを実行した結果、どのような展開が待っているのか…。
実際に、学校を休むことで気持ちを入れ替えて再出発できるお子さんもいらっしゃいます。
しかしながら、学校を休んで良いと認められたことにより、今後の登校に良くない影響を出してしまうというお子さんの事例もあるのが現実です。
最優先すべきことは、親子関係の見直しです!
「待ちましょう」のアドバイスをもらった親御さんは、どうすればいいのか…と悩まれることが多いのではないでしょうか?
なるべく、お子さんの来るべき登校のタイミングまでは、登校を刺激するような発言を控えておくことが良いかもしれません。
頻繁に、上に書いたような登校を促す発言をすることで、より不登校のお子さんの気持ちは、学校から遠ざかってしまう可能性が高いからです。
そのため、最優先なのは、お子さんの状況を理解することです。
そのうえでまずは、親子の関係性を良くすることが良いと私は考えます。
・極端に甘やかす。
・腫れ物に触る扱いをする。
・好きなことを好きなだけさせる。
・親子関係が子ども上位になる。
親子の関係性をよくすると言っても、上に書いたような対応になることは好ましくないです。
この点を考えると「親の在り方」や親御さんがお子さんに干渉するタイミングなど、家庭教育の観点を知っていると、よりお子さんとの接し方に自信を持つことができるかもしれません。
過去のブログ記事でも、この辺りに触れているものがいくつかありますので、参考にしてみてください。
「不登校のお子さんへの接し方」訪問カウンセラー目線で解説します!【まとめ】
PLSでは各ご家庭に合わせた、「親子の在り方」を模索し、アドバイスさせていただくことができます。
不登校のお子さんを持つ親御さんだけでなく、お子さんとの関わり方を心配する親御さん、家庭教育を学びたい親御さんのサポートも行っています。
弊社のサポートにより、親子関係が改善し、サポートを卒業していかれる親御さんもいらっしゃいます。
まずは、お気軽にご連絡ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは次回のブログでお会いしましょう!
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