ブログをご覧の皆様、こんにちは!
いであるです。
日頃、多くの親子と関わっていると「叱る」と「怒る」がごちゃ混ぜになっている親御さんが多い、と感じます。
今回は、そんな方に向けてのお話です。
違いを知らなかったり、感情の分け方が難しい方に向けて、書いていきます。
叱ったり怒ったりは子育てをしている方以外でも、学生や社会人、誰にでもあることです。
つまり、どんな方にも見ていただきたい記事になります。
では、本編へお進みください。
「怒る」と「叱る」の根本的な違いを徹底解説!
まずは「怒る」と「叱る」の根本的な違いから説明していきます。
分かりやすく簡単に説明すると…
・「怒る」は自分の苛立ちや負の感情をぶつけるだけの行為
・「叱る」は次への改善に繋げたり、成長させるという目的のための手段
ということです。
「怒る」ことは、それ自体が目的となっています。
お子さんは「怒られるのが嫌だから」という考えになり、成長に繋がりにくくなるのです。
これは、親子関係が悪化する恐れもあります。
一方で「叱る」ことは、何が悪かったのかを教える(または気付かせる)ことにゴールがあります。
感情をぶつけることが目的ではありません。
お子さん自身が、悪かった部分に気付いてもらうことで、「同じ失敗を繰り返さないようにしよう」と思ってもらえる可能性が高いです。
PLSが考える、「正しい叱り方!」2選
「怒る」と「叱る」は違います。
そこで、大切になるのは、“正しい叱り方”です。
「感情をぶつけるのではなく、悪かった部分を端的に…」と親御さん自身は思っていても、お子さんからすると何をどう改善すればよいのかわからないかも、しれません。
わかりにくい説明を少し強い口調で言われると、怒られたと感じることもあるようです。
以下で、正しい叱り方について説明していきます。
①一度にたくさんのことを指摘しない!
叱ることは1つだけにしましょう。
例えばおもちゃの片付けができていないとき。
「またおもちゃを散らかして!そう言えば昨日の夕飯を食べたお皿も下げなかったでしょ!」
このように、2つ以上のことを言うと、何に対して怒られているのかを理解できません。
親御さんとしては、“片付け”ということに関連させて、一度に1つのことをまとめて注意したつもりだとします。
お子さんは、たくさん指摘されていると捉えるので、これは避けましょう。
極端に感じるかもしれませんが、犬が排せつの場所を間違えたとき、時間が経ってから叱っても理解してもらえないのと同じです。
一度に複数の話を出さず、1つだけにしましょう。
②必ずフォローする!
叱った後は、必ずフォローしましょう。
どういった考えでその行動に及んだのか、なぜ失敗したのかなど、理由を洗い出します。
ここではもう叱り終えているので、尋問のような聞き方はしないように気を付けましょう。
お子さんが答えやすいように質問をして、その答えに対する意見を簡潔に伝えてあげてください。
その後で、叱ったことに対するフォローをしましょう。
“いつも通り接する”ということも大切です。
そして、今後の改善に期待していることも伝え、なるべく円満にその場を収めるようにしましょう。
恐怖心を与える教育は簡単ですが、言うことを聞く代わりに心を閉ざしてしまいます。
こうなればもう元には戻れないので、一時の感情で怒鳴ったり、暴力を奮ったりすることは絶対にしないでください。
以上が正しい叱り方です。
【子育てで間違ってはダメ!】怒ると叱るの違いを理解できてますか?まとめ
この記事を読んでくださった読者様の中で、一体どれだけの方が「怒る」と「叱る」の違いを理解できているでしょうか。
お子さんの未来のためにも、失敗してしまった時には、正しく叱ってあげてください。
分からないことがあれば、遠慮なく質問してきてください♫
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回のブログでお会いしましょう!
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