ブログをご覧の皆様、こんにちは!
いであるです。
この6月も、毎日、親御さんとのやり取りをしたり、現場でお子さんと向き合ったりと、充実した時間を過ごしています。
「子どもたちは不登校になるとどのように変わっていくのか」
今回は、これまで支援をしてきたご家庭のケースをもとに書いていきます。
今、問題なく生活できている親御さんも、何かでお悩みの親御さんにも読んでいただきたいです。
ご覧ください。
訪問カウンセリングや、親御さんとのカウンセリングから感じたお子さんの変化とは?
お子さんがもし、不登校になるとどうなるのでしょうか?
私は、これまでのブログでも、不登校については数多く書いてきました。
なので、以前からご覧いただいてます読者の皆様ですと、イメージできるかもしれません。
きっとポジティブに考えることは少ないのでしょう。
これから書く様子は、とあるご家庭のお子さんの変化の様子です。
【不登校になる前の様子】
・友達と毎日遊ぶ。
・宿題に進んで取り組む。
・お母さんの手伝いができた。
このように、家庭内においても明るく前向きに過ごしていることが多く見受けられたとお聞きしています。
【不登校になっていく頃の様子】
・学校の行事を境に、少しずつ「あれがしたくないんだよな〜」「どうせやってもな〜」というようなネガティブな言葉が増えてきた。
・それから数日すると「学校に行きたくない」と言い始める。
・気づいた頃には1週間、2週間と欠席日数増えていった。
このようにして、学校と距離が出来てしまいました。
【その後のお子さんの生活の様子】
・自ら友達を避けてしまう。
・親御さんに対して反抗的になる。
・日中はリビングへは出てこずに、部屋に閉じこもる。
お子さんの生活は、不登校になる前とその後では、このように変化していきました。
不登校になったお子さんの変化を、行動心理学的側面から見ると…?
この話は、不登校になったお子さん全員に当てはまるわけではありません。
ほんの一例ですが、お子さんが不登校になると、これまで当たり前のように過ごしてきた明るく、前向きな家庭生活。
ここから、真逆の、暗く後ろ向きな家庭生活になるご家庭が多くあることも事実です。
PLSには、そのようなご家庭からのご相談が、たくさん寄せられています。
「僕(私)がこうなったのは、お前のせいだ!」
「うるさい、だまれ!」
上に書いたように、お子さんが、親御さんや家族に暴言や暴力的な行動をとることもあります。
また、必要以上に「謝れ!」と親御さんをねじ伏せようとするお子さんも多くいます。
後ろ向きというのは、物事に対しての捉え方がネガティブになっている。
このように理解して、問題ないのかもしれません。
極端に人のせいにすることによって、自分自身の心の状態を抑えつけて、罪悪感から避ける。
これは、人間の行動心理の側面から見ると、無意識のうちに自らを守ろうとしているのです。
専門用語では、これを、防衛機制が働いていると表現します。
このようにお子さんが不登校になると、これまでの日常生活とは大きくかけ離れた過ごし方になる可能性があるのです。
不登校になってからのお子さんの変化について「まとめ」
・不登校のお子さんを持つ親御さんからご相談。
・お子さんの子育ての悩みを抱えるご家庭からのご相談。
PLSでは、上記のようなお問い合わせを受け、「子育てのサポート」や「復学支援」「家庭教育の支援」をしております。
今、親御さんだけで抱えておられるお悩み。
誰かに話すことで、気持ちを軽くなる場合もあります。
1人で悩まず、まずは遠慮なく私たちPLSを頼ってください。
それでは次回のブログ記事でお会いしましょう!
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