ブログをご覧の皆様、こんにちは!
いであるです。
弊社では、主に、「不登校サポートコース」、「子育てサポートコース」、「はばたきコース」という3つのコースをご用意し、支援をしております。
今回は「不登校サポートコース」を受講され、先日、無事に復学を果たすことが出来たご家庭について書いていきます!
長くなりますので、数回に分けて書くことにしました。
では、本編へどうぞ!
『不登校サポートコース』今回の不登校に至る背景〜サポート受講までの流れ
このケースで支援させていただいたご家庭のお子さんと出会った時の状況は以下の内容でした。
名前:Aくん
学年:小学校2年生
性別:男子
状況:友達に嫌なことをされ完全不登校になっていた。
Aくんは、小学1年生の頃、友達から勉強が苦手なことを笑われたり、給食を食べるのが遅いことをからかわれたり、とにかく「辛い」ことしかない学校生活を送っていました。
この経験の積み重ねで、完全不登校になってしまったのです。
しかし、友達は、いじめているつもりは、ありませんでした。
「おもしろ半分でしていた。一緒に楽しんでるつもりだった」と話していたのです。
学校にも状況を説明した上で表面上は和解という形になりました。
しかし、Aくんは全く納得していなかったのです。
それでもなんとか重たい腰をあげて登校する日々。
本人の中での不満は蓄積されるばかりで数日後、完全不登校になってしまったのです。
「この子の将来が心配…」
「このままで良いわけがない」
「でも親だけでどうして良いのか分からない」
このような気持ちで、ご両親は不安を感じておられました。
そんな時、偶然、Twitterで、私のアカウント( @oyakonotameni )と弊社のアカウント( @PLSoyanomanabi )を見つけていただいのです。
最初はツイートを読んだり、弊社が販売しているPLS流の子育てテキストをご購入。
・親が子どもの自立を育むことの大切さ
・親が変わることで子どもが変わる可能性があること
この2点の学びを深めた後に「不登校サポートコース」を受講することを決意されました。
『不登校サポートコース』支援させていただいた、Aくんの性格傾向
ここからは、今回の主役、「Aくん」の性格傾向について、書いていきます。
▫︎学校では大人しいが家の中では威張る内弁慶タイプ
▫︎小学2年生にしては幼い考え方
▫︎嫌なことからすぐに逃げ出したくなる
▫︎完璧主義
→コレ!と決めたら納得いくまで終われない、宿題は答えを絶対に見たくない。
▫︎心配性
→些細な心配事でお腹が痛くなる。
「あれが心配だから学校に行きたくない」という考えになる。
▫︎年相応の我慢力が無い
▫︎親への依存度が高い
これが、実際に私が支援に入り、見えてきた内容です。
『不登校サポートコース』Aくんのご家庭の支援を始めてから分析開始まで
不登校になった理由は、友達からからかわれて、それが重なり辛くなったことでした。
しかし、これはあくまでも、不登校になる「きっかけ」に過ぎません。
根本の原因は、Aくんの性格傾向が起因する問題だと推察出来ました。
“心配性”という性格であるが故に「また学校に行った時に○○されたらどうしよう」と考えてしまう。
仮に友達からからかわれることが無くても、何かしらの心配事を理由に不登校になっていたかもしれません。
“嫌なことからすぐに逃げ出したくなる”傾向がある。
友達とは関係なく、Aくん自身が「嫌だな」と思った時に「今日は行きたくない…」という考えに、繋がっていたかもしれません。
実際に親御さんに過去の話を聞くと、節々でそのような出来事があり、保育園でも行き渋りやおやすみすることは、よくあったそうです。
つまり、学校に行っていれば、友達にいじられること、体育で一番になれないこと、勉強が苦手なこと、給食が早く食べられないことなど色々な問題と直面することになります。
上記の問題を先生に一つずつ「この子のために学校側が改善してください!」というわけにもいきません。
Aくん自身が“どう向き合っていくか”を考え、嫌なことでも乗り越えられるように、親御さんを中心とした周りの大人が、どのように育てていくべきなのか…。
私は、これが最重要課題だと判断しました。
【実例】『不登校サポートコース』を受講され、復学できました①まとめ
今回のお話では、『不登校サポートコース』の導入に当たる部分について、書いています。
今後、どのようにして、復学までの道のりを歩んでいったのか?
復学は、カウンセラーだけが力を注いでもうまくいく訳ではありません。
親御さんの学びの姿勢、本人の気持ちの整理、など、それぞれの立場において、見直しをしていきます。
この後のお話は、次回に書くことにします。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
次のブログでお会いしましょう。
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