ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
いであるです。
今年も全国各地で綺麗な桜が咲きましたね。
学年が変わり新たな環境で過ごしていく子どもたちが居ます。
そしてそれを見守る親御さん。
桜が「行ってらっしゃい」と背中を押してくれているように思います。
いよいよ新学期が始まり、それぞれが新しいスタートを切りました。
今回は、新学期のお子さんに対しての接し方について書いてみました。
新学期を迎えて!ドキドキはあって当たり前と思いましょう
幼稚園・保育園・こども園から新小学1年生へ、小学生から新中学1年生へ。
そして高校生、大学生、新社会人と、この時期は緊張もあります。
しかし、何よりも、誰も読むことが出来ない未来にワクワクでいっぱいです。
中にはワクワクよりも新たな環境が怖くて動けなかったり、緊張により体調を崩してしまう子どもたちもいます。
新学期から登校が不安定になると、親御さんとしても心配でたまりませんよね。
今日は少しでもそのような不安を和らげるために、家庭で出来ることを書いていきます。
不安はあって当たり前くらいの心構えでのぞみましょう。
新学期を迎えて!強制的に変わる環境とは?
新学期では、多くの環境の変化が強制的に行われます。
それを乗り越えられないと学校が辛く、しんどくなってしまうのが事実です。
主な変化としましては以下のようなことが考えられます。
・クラス替え
・去年とは違う担任の先生
・これまでの仲良しグループと離れてしまう
・自分の座席周りは知らない人だらけ
・授業のレベルが去年に比べて難しく感じる
これは、新中学1年生であっても、新高校1年生であっても変わらないです。
学年が小学2年から小学3年、中学1年から中学2年と1つあがるだけでも同じことが言えます。
ただ、新小学生1年生については、少し異なります。
この内容は、4月中にブログで書かせていただきます。
新学期を迎えて!お子さんがネガティブ思考にならないために
この環境の変化を「ワクワクする!」「楽しい!」とポジティブに捉えられるお子さん。
反対に「行きづらい」「嫌だ」「楽しくない」とネガティブに捉えてしまうお子さん。
大きく2つのタイプに分かれます。
前者ならまだ親御さんとしても安心できるはず。
しかし、読者様のお子さんが必ずしも前者になるとは断言できず、後者になる可能性もあるのです。
後者のようになってしまった時、またはならないための予防策。
これを親御さんにしていただきたいのです。
それはお子さんにとって、本当に必要な準備を見極めるということです。
見極め方は、この2点です。
①親子で一緒にすべき準備なのか
②子どもに任せても良い準備なのか
1つずつ解説していきますので、ぜひ実践してみて下さい。
新学期を迎えて!親子で一緒にすべき準備とお子さんに任せても良い準備
見極め方①で挙げた「親子ですべき準備」は以下のようなことになります。
・新学期に向けてのスケジュール確認
・これからの学校生活に必要な購入物の確認
・保護者宛のプリントの確認
・ハンコを押して提出すべき重要書類の確認
・生活リズムが乱れないように声かけ などになります。
②で挙げた「お子さんに任せても良い準備」は以下のようになります。
・宿題
・新しい教科書やワークへの名前記入
・持ち物の確認
・時間割の確認 などになります。
このように2つに分けて考えてみて下さい。
今日、読者様がお子さんにしようとしているサポートや準備の手伝いがあるとしましょう。
それは、本当に手伝う必要があるものでしょうか?
“しなければ困る、忘れては困るのが親ではなく子ども”ならば、本人の問題です。
これは手伝うことは不要なのです。
もちろん「一緒にして」とお願いされた場合は手伝ってあげましょう。
注意しなければならないのが、学年によっては断る必要がある場合もあるという事です。
率先して手伝うことは、自立心を育む上で弊害となりますので極力避けていきましょう。
新学期を迎えて!大事な事なので何度も書きます!
新学期に入ると新しい環境からくる不安や緊張により、日ごろに比べて親を頼ることが多いです。
可愛い我が子に頼られてしまうと、手を貸してあげたくなる。
そんな親心も私たちは、理解しているつもりです。
それでも、大事なことなので何度も書きます。
親御さんから率先して準備の手伝いをしないようにして下さい。
「一緒にしよう」とお願いされた時もすぐに手を貸さない。
立ち止まって、「この準備は本当に私がする必要あるかな?一人では難しいかな?」と、自分に問いかけてみてください。
お子さんの年齢に合わせて、親御さんが育てていくことにより、ようやく自立心は育まれます。
特に新学期は不安がいっぱいです。
そのような状態の時にこそ、親御さんの行動が重要なのです。
なんでも手伝ってしまうと、居心地の良い家庭内での環境が出来上がります。
その環境を、お子さん自身は、“当たり前”と受け止めてしまいます。
家庭で全て手助けをしてあげることはできるかもしれません。
しかし、学校で同じように先生も友達も、全てを手助けしてくれるという保証はありません。
家庭では甘えられる、学校では甘やかせてもらえない。
このギャップを作ってしまうと「学校に行きたくない」「先生も友達も私のこと分かってくれない」「学校怖い」などに繋がります。
行き過ぎると、母子登校や別室登校、五月雨登校や不登校など崩れた登校状態の始まりになるのです。
【保存版】新学期を迎えて!正しい子どもへの接し方とは⁉まとめ
新学期はお子さんはもちろん、親御さんだって緊張して当然です。
我が子には学校で楽しく過ごしてほしい、友達をたくさん作ってほしい、笑っていてほしい。
その愛情故に“何かあればすぐに親が問題解決”をしたり“失敗をさせないように先回り”をしてしまいがちです。
しかしそれは大きな間違いです。
可愛い我が子だからこそ、たくさん失敗させてあげてください。
ここぞという時に手を差し伸べてあげてください。
過保護や過干渉、先回りはしていかないように、特にこの4月は意識してみましょう!
一家庭でも多くの親子が新学期を無事過ごせるように、私たちもサポートしていきます。
4月とゴールデンウィーク明けは不登校や母子登校の相談が増えます。
今後、お子さんの異変に気付いて相談した時には支援枠が満席でお断りする状況に…
なんてならないように事前に対策を学びたい方は今のうちにお問い合わせください。
もちろん支援をせずに家庭内の対応をしっかり組み、問題のない登校状況を保つことも可能です。
お子さんの状況に問題のない方は、今のうちにPLSのブログやTwitterの投稿から一つでも多くを学んでいただき、家庭内で実践してみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
支援が気になる方、子育てや不登校でお困りの方はご遠慮なく下記お問合せフォームからご相談下さい。
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