ブログをご覧の皆様、こんにちは。
いであるです。
PLSでは、全国のご家庭に訪問しながら、不登校のお子さんと親御さんの再スタートをサポートしています。
今回は、私たちが大切にしている不登校の見方と復学支援への想いをまとめました。
不登校は「親のせい」でも「甘え」でもありません

お子さんが学校に行けなくなると、多くの親御さんが最初に感じるのは「どうして…?」という戸惑いです。
• 育て方が悪かったのか
• 甘えているだけなのでは
• もっと厳しくすれば良かったのか
そんなふうに、自分を責めてしまう親御さんは本当に多いです。
しかし、不登校は誰かのせいではありません。
人間関係、環境の変化、心の疲れ、プレッシャー…さまざまな要因が重なり、心が「少し休みたい」とSOSを出している状態です。
PLSでは、このSOSを丁寧に受け止め、「もう一度学校に戻ってもいいかもしれない」
と思える日を一緒に待ちながら支えます。

無理に戻すのではなく「安心して戻れる力」を育てる支援

復学支援と聞くと、「とにかく学校に戻す支援」というイメージがあるかもしれません。
でもPLSは違います。
私たちが大切にしているのは、自分の力で学校に戻れるようになること。
そのために、3つの軸で支援を行っています。
① 子どもに寄り添う訪問カウンセリング
不登校のお子さんは、外に出るのも、人と話すのも怖い状態になっていることがあります。
訪問カウンセラーがご家庭に伺い、お子さんのペースに合わせて信頼関係を築きながら、復学に必要なステップを進めます。
② 親御さんへの伴走サポート
不登校は、親御さんの不安が膨らんでいく時期でもあります。
「声のかけ方」
「家庭での関わり方」
「学校とのやり取りのコツ」
など、安心して向き合えるようサポートします。
③ 学校との橋渡し
担任・スクールカウンセラー・必要に応じて校長先生とも連携。
誤解や行き違いを防ぎ、復学がスムーズに進む環境づくりを一緒に整えます。
PLSが目指すのは、ただ登校することではなく、
親子が笑顔で日常を取り戻すことです。

一番苦しいのは、実は親御さんかもしれません

不登校が長引くと、先に限界が来てしまうのは、お子さんではなく親御さんの方です。
• このままで大丈夫?
• ずっと家にいるのでは?
• どう声をかけたらいい?
• 学校からの連絡が怖い
• 他の子と比べて焦ってしまう
こうした気持ちは、どれも自然なこと。
PLSは、その不安も含めて丸ごと受け止めます。
私が訪問してきた多くのご家庭では、親御さんが「それでも子どもを信じ続けたこと」が復学の大きな力になっていました。
そして、子どもたちは必ず前に進めます。
必要なのは、きっかけと信頼できる関係この2つだけ。
その役目を担うのが、私たち復学支援者です。
不登校は「終わり」ではなく「これから」の始まり

PLSでは、不登校を「失敗」ではなく、心が整うまでのリセット期間と捉えています。
学校を休むことは悪いことではありません。
ただ、その期間に
• 安心できる大人
• 再スタートのきっかけ
があるかどうかで、その後が大きく変わります。
私たちは、そのきっかけを見つけるお手伝いをしています。
最後に

今、あなたが抱えている不安や焦りは、決して間違いではありません。
でも、その不安をひとりで抱え込まなくていいんです。
「このままでいいのかな…」
「どう動けばいいのか分からない…」
そんなときは、どうかPLSにご相談ください。
私たちは、どんな状況からでも「一緒に前に進む」ことを諦めません。
親子がもう一度、安心して笑える日が来るまで寄り添い続けます。
これからも、目の前のご家庭を丁寧に支え、一人ひとりの子どもが自分らしい未来を歩めるよう尽力していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回のブログでお会いしましょう。


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