ブログをご覧の皆様、こんにちは!
いであるです。
8月も中旬となり、長かった夏休みも折り返し地点を過ぎました。
「うちの子、2学期ちゃんと登校できるかな…?」
そんな不安がよぎる時期ではないでしょうか。
PLSには今、復学を考え始めた親御さんからのご相談が増えています。
今回は、これまで多くの親御さんたちからお聞きした「本音の声」をもとに、不登校への対応に必要な視点をお伝えします。
「復学=ゴール」ではない。そこからが本当のスタート

1学期中に復学を果たしたご家庭にとっても、今は「継続登校」が最大の課題。
朝起きてくるか、体調を訴えないか、途中で止まらないか。
毎朝が親御さんの緊張の連続です。
不登校を経験したお子さんにとって、「学校に行く」という行動を安定させるには、かなりのエネルギーが必要です。
そのため、PLSでは復学直後から「送り出しサポート」などを行い、継続登校の定着を支えています。
「気づけば自分で準備して、当たり前のように学校に行っていた」
そんな日常に戻っていくためには、最初の数ヶ月の支援が重要なのです。

「心の充電」だけを信じて、後悔する前に

不登校支援の場面でよく聞かれるのが、「今は心の充電期間です。愛情を注いで、待ってあげましょう。」というアドバイスです。
もちろん、受け止める姿勢は必要です。
けれど、ただ、待つだけでは改善につながらないケースも多くあります。
実際、「そのうち行く」と話していたお子さんが、2学期直前に「やっぱり行きたくない」と崩れてしまう…。
そのまま、また不登校に戻ってしまう。
そんなご家庭もたくさん見てきました。
親御さんの中には、「あのとき、具体的な対応をしていれば」と、悔やまれる方もいらっしゃいます。
夏休み明けの登校は、次の山場

2学期の始業式は、不登校経験のあるお子さんにとって非常に大きなハードルです。
この「夏休み明けの一歩」が、今後の数ヶ月を左右すると言っても過言ではありません。
PLSでは、夏休み明けの「初登校日」に合わせて、朝の送り出しサポートを強化中です。
この一歩が踏み出せた経験は、お子さんの心に強い自信を残します。
反対に、ここでつまずいてしまうと、不登校の再発リスクも高くなります。
支援枠には限りがあるため、ご検討中の方はできるだけお早めにご相談ください。
「登校刺激」が悪いわけではありません

「登校の話をすると、子どもを追い詰めてしまうのでは…」
そう心配する親御さんは少なくありません。
でも、正しいタイミング・手順での登校刺激は、お子さんの背中を押す大きな力になります。
PLSでは、
• 子どもの気質を丁寧に分析し
• ご家庭や学校の状況をふまえ
• 無理なく復学を後押しする対話
を行いながら、「行ってみようかな」と思えるタイミングを整えています。

最後に

「もっと早く動けばよかった」
「様子を見ていたら長期化してしまった」
そんな後悔を、私たちは何度も伺ってきました。
だからこそ、悩み始めた今こそが一番の相談タイミングです。
夏休み後半のいま、PLSでは「夏休み明けの9月復学」に向けたサポート枠を拡大中です。
まずはブログや公式サイトを通じて、PLSの復学支援をのぞいてみてくださいね。
それでは、次回のブログでまたお会いしましょう。


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