ブログをご覧の皆様、こんにちは。
いであるです。
いよいよ今年も残すところあと1日となりました。
年末を迎え、1年間を振り返っている親御さんも多いのではないでしょうか。
PLSの事務局は28日で年内の営業を終了しましたが、復学支援を担当しているカウンセラーは、年末年始も不登校に悩むご家庭と向き合い続けています。
冬休みや年末年始は、
「この関わりで合っているのか」
「このままでいいのか」
と不安が強くなりやすい時期でもあります。
迷うことがあれば、どうか一人で抱え込まず、担当カウンセラーへご相談ください。
2025年の復学支援実績と、PLSが大切にしてきた判断基準

PLSの復学支援「不登校サポートコース」では、2025年は約20家庭のお子さんが、不登校から復学という次のステップへ進まれました。
数字だけを見ると、昨年より少なく感じられるかもしれません。
しかし今年は、
• 不登校期間が1年以上に及ぶケース
• 心理的な回復に十分な時間が必要なケース
が非常に多く、一人ひとりに対して、これまで以上に丁寧な復学準備が求められました。
PLSでは、
• 無理に学校へ戻すことはしない
• 子どもの本心とタイミングを最優先する
• 「戻れる形」での復学を目指す
という方針を大切にしています。
その結果、支援枠は満席となり、すべてのご家庭をお受けできない一年となりましたが、
「確実に次につながる復学支援」を貫いた一年でもありました。
2026年に向けた復学支援の課題と体制強化

支援枠の拡大は、PLSにとって毎年向き合い続けている大きな課題です。
2026年は、
• 復学支援体制のさらなる強化
• カウンセラー育成の加速
• ご家庭の状況に応じた新たな支援プランの整備
を進め、より多くの不登校家庭に「復学という現実的な選択肢」を届けられる体制づくりを進めていきます。
PLSは京都を拠点に全国対応で復学支援を行っていますが、今年は関西圏以外にお住まいの方にも支援を受けていただきやすい体制を整えてきました。
来年はさらに、地域に関わらず、必要なときに支援が届く復学支援を目指します。

不登校家庭に「復学という選択肢」を届け続けるために

今年は、親御さんだけでなく、学校の先生や教育関係者の方々と復学支援について話す機会も多くありました。
その中で多く聞かれたのが、
「復学支援があることを初めて知りました」
「もっと知られるべき支援だと思います」
という声です。
PLSの復学支援が広く認知されることで、
• 親御さんが一人で抱え込まずに済む
• 不登校の長期化を防げる
• 引きこもりへの進行を防げる
そんな社会につながっていくと、私たちは本気で考えています。
2025年も残り1日。
「もう1日しかない」ではなく、「まだ1日ある」と捉え、今日できることを大切にしていきたいと思います。
PLSはこれからも、不登校家庭に本気で向き合い、復学という選択肢を届け続ける支援機関として、全力でサポートを続けていきます。
今年1年お世話になったすべてのご家庭、関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。
どうぞ、良いお年をお迎えください。
PLSスタッフ一同


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