ブログをご覧の皆様、こんにちは!
いであるです。
前回は、不登校で悩まれている親御さんに向けて、①お問い合わせ~④訪問カウンセラー導入まで の流れをご紹介しました。
まだお読みでない方は、ぜひ①の記事をご覧いただいた上で今回の記事を読んでいただくと、より理解が深まると思います。
今回は、いよいよ 登校刺激から復学・継続登校まで の流れについて解説していきます。

PLSでの登校刺激とは?

ここでは、登校刺激について解説していきます。
⑤ 登校刺激
PLSの復学支援の中で、もっとも繊細かつ大切な過程が「登校刺激」です。
訪問カウンセリングとコーチングを掛け合わせた独自の方法で、お子さんが本当に抱えている気持ちを引き出していきます。
お子さんの言葉には、たとえば次のようなものがあります。
「学校に戻りたい」
「好きじゃないけど、戻らなきゃいけないと思ってる」
「今のままじゃダメなのは分かってる」
「学校なんて二度と行きたくない」
不登校になった理由や戻りにくさによって、その気持ちは本当にさまざまです。
ただ、1%でも「戻りたい」という気持ちがあるなら、その奥底に眠っている意識を引き出し、「何が不安なのか」「何を乗り越える必要があるのか」を一緒に考えていきます。
大切なのは、決して「無理に復学させること」ではありません。
これまで信頼関係を築いてきた訪問カウンセラーが 一番の味方 となり、お子さんの不安を少しずつ取り除きながら復学準備を進めていきます。
登校刺激のイメージをまとめると
• コーチング …「あと一歩」を踏み出す勇気を引き出す役目
• 訪問カウンセリング …踏み出した後を二人三脚で支える役目
この二つを組み合わせることで、お子さんの本当の気持ちを復学へとつなげていきます。

登校刺激後から行う復学準備

⑥ 復学準備と学校との連携
登校刺激で本心を確認したあとは、復学準備に入ります。
多くのお子さんが次のような心配を抱えています。
• 勉強についていけるか
• 朝起きられるか
• 周りの目が気になる
• 友達・先生に会うのが不安
• 当日、本当に行けるか分からない
心配ごとが「1つだけ」というお子さんはほとんどいません。
そのため、一つひとつに対して具体的な準備を整えます。
さらに、訪問カウンセラーが学校へ伺い、校長先生・学年主任・担任の先生に直接ご挨拶し、
本人の思いやサポートしてほしい点を共有します。
PLSでは「家庭」と「学校」の両方をつなぐ役割を担いながら、復学準備を進めていきます。
復学日当日からその後について

⑦復学日当日
いよいよ復学日当日。
お子さんもご家族も一番ドキドキする日です。
当日は朝、起きる時間から訪問カウンセラーが自宅に伺い、緊張を和らげます。
そして時間になったら、カウンセラーや友達と一緒に登校。
お子さんを一人にすることはありません。
一人では出せなかった勇気も、支えてくれる仲間がいれば乗り越えられます。
見守る親御さんにとっても大きな安心につながります。
⑧復学がゴールではない !継続登校の大切さ
復学は「ゴール」ではなく「スタート」です。
本当に難しいのは、復学後に毎日通い続けること。
学校に戻ってみて初めて出てくる悩みやトラブルもあります。
そうした課題を一緒に乗り越えていくのが訪問カウンセラーの役割です。
時にはあえて手を貸さず、お子さん自身の力で解決させることもあります。
それは、PLSの復学支援が「自立心を育てる」ことを大切にしているからです。
最終的に「もう家庭だけでやっていける」とご家族が自信を持てた時点で、支援は卒業となります。

まとめ

ここまで、2回に分けてPLSの不登校サポートコースでの復学支援の流れをご紹介してきました。
支援の卒業までにかかる期間はご家庭ごとに異なります。
数か月で卒業されるご家庭もあれば、1年以上サポートを続けるご家庭もあります。
都度、担当カウンセラーと相談しながら決めていきますのでご安心ください。
PLSは、お子さんとご家族が前を向く一歩を全力でサポートいたします。
不登校でお悩みの方、復学支援に少しでも関心を持たれた方は、どうか一人で抱え込まずにご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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