ブログをご覧の皆様、こんにちは!
いであるです。
2月も下旬に差し掛かり、受験シーズンも佳境を迎えています。
この時期、PLSには「不登校」の相談と同じくらい、「受験」についての相談が増えてきます。
すでに進学先が決まったご家庭からの喜びの声も届く一方で、まだ受験を控えているお子さんや、第一志望には届かなかったものの、次のステップに向けて努力しているお子さんもたくさんいます。
不登校経験があるお子さんにとって、「受験」は大きな壁のひとつです。
今回は、不登校を経験したお子さんが受験を乗り越えるためのポイントや、PLSの復学支援でどのように受験生をサポートしているかを書いていきます。

復学の先にある受験の壁

PLSでは、不登校から抜け出せずに悩んでいるご家庭を支援し、復学へと導くサポートを行っています。
しかし、復学は決してゴールではありません。
復学の次に待っているのは「継続登校」という壁。
そしてその中でも特に高いハードルとなるのが「受験」です。
不登校の期間が長かったお子さんほど、受験に向けての不安は大きくなりがちです。
・欠席日数が多いと受験資格を失う学校がある
・内申点が低く、志望校選びの選択肢が狭まる
・面接試験で不登校の理由を聞かれる可能性がある
ただ復学しただけでは、こうした受験の壁を乗り越えることは難しいのが現実です。
そのため、PLSでは単なる受験勉強に向けたサポートだけでなく、面接対策や志望校選びのアドバイスまで、一人ひとりの状況に合わせたフォローを行っています。

不登校期間をハンデにしない受験対策

PLSでは、これまで多くの受験生を志望校合格へと導いてきました。
その経験を活かし、不登校経験のあるお子さんが受験で不利にならないように、以下のようなサポートを徹底しています。
① 面接・論文対策で「不登校の理由」をプラスに変える
受験校によっては、面接で「なぜ不登校になったのか」を聞かれることがあります。
圧迫面接のような形で質問されることもあり、不登校を経験したお子さんにとっては大きなプレッシャーになります。
PLSでは、面接練習を通じて「不登校の理由」を前向きに伝えられるようアドバイスします。
また、小論文や志望動機の書き方にも工夫を凝らし、必要に応じて不登校期間を単なる「ブランク」ではなく、「成長の期間」としてアピールできるように書き方を伝えていきます。
② 志望校は慎重に選び、偏差値だけでなく「通いやすさ」を重視
受験では「偏差値」を基準に志望校を決めがちですが、不登校経験があるお子さんにとって、通学距離が長いことは「行きたくない」を引き出すリスクにも繋がります。
PLSでは、学力だけでなく「通いやすさ」「学校の雰囲気」「サポート体制」などを総合的に考慮し、お子さんにとって何が一番最適かを考えて、学校選びをサポートします。
・通学時間に無理がないか?
・学校の支援体制は整っているか?
・少人数制や個別対応が充実しているか?
こうした視点を持つことで、入学後も継続登校につなげることができます。

受験期に増える不安

受験を控えたお子さんの悩みはさまざまです。
一般的な受験生に多い悩み
・「志望校をどうしようか迷っている」
・「行きたい学部が決まらない」
・「学力と通学のしやすさ、どちらを優先すべき?」
不登校経験があるお子さんは特に以下のような不安を抱えやすい傾向があります。
不登校経験がある受験生の悩み
・「やっぱり自分には受験なんて無理」
・「今さら勉強を頑張っても間に合わない」
・「もう勉強したくない、投げ出したい」
・「高校(大学)に行く意味がわからなくなった」
PLSでは、ただ「頑張れ」と励ますだけではなく、状況に応じた対応を取ります。
・一旦勉強から離れ、気持ちを整理する時間を作る
・「今諦めたらどうなるか?」という現実的な話をする
・小さな成功体験を積み重ねることで自信をつける
不登校経験のあるお子さんは、自己肯定感が低くなりやすく、「自分には無理」と思い込んでしまうことが多いです。
PLSでは、一人ひとりの背景に寄り添いながら、「どの言葉がその子にとって最も響くのか」「将来と向き合いやすくなるか」を考え、受験へのモチベーションを引き出します。

【まとめ】受験を控えるご家庭へ

受験が終わるまで、不安やプレッシャーは尽きません。
PLSの訪問カウンセラーは、学習面だけではなくメンタル面もサポートし、不登校経験がハンデにならない受験対策を徹底しています。
今、不登校や受験で悩んでいるご家庭の方へ。
「このままでは受験に間に合わないかも…」
「受験後、ちゃんと通えるか心配…」
そんな不安があれば、ぜひ一度PLSにご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回のブログでお会いしましょう。



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