【母子登校】毎日学校に付き添い、不登校とは違う苦しみを抱えている親御さんへ

いである先生
株式会社PLS 母子登校にお悩みの親御さんへ

ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
いであるです。

「母子登校が続いているけれど、不登校ではないから相談するほどではないのかもしれない…」

そう思いながら、毎朝お子さんに付き添い、気力も体力も使い続けていませんか。

PLSには、不登校の復学支援だけでなく、母子登校(付き添い登校)に関するご相談も数多く寄せられています。

そして多くの親御さんが、同じ問いを抱えています。

「このままで本当に大丈夫なのでしょうか」

今回は、母子登校とは何か。
なぜ起きるのか。
そして、どうすれば付き添いなしの登校へとつなげていけるのか。

復学支援の専門家として、丁寧にお伝えします。

母子登校とは?「通えている」けれど安心できない状態

株式会社PLS 母子登校とは?「通えている」けれど安心できない状態

母子登校の具体的な状態

母子登校とは、保護者の付き添いがなければ学校生活が成り立たない状態を指します。

例えば、

・校門まで一緒でないと登校できない
・下駄箱や教室まで付き添いが必要
・授業中に保護者が近くで待機している
・親の姿が見えなくなると強い不安を示す

一見すると「学校には行けている」ため、大きな問題として扱われにくい傾向があります。

しかし実際には、子どもの中では強い不安や依存が続いている状態でもあります。

不登校との違いと共通点

母子登校は不登校とは異なります。

けれど、安心の対象がそばにいなければ学校生活が成り立たないという点では、不登校と共通する要素を含んでいます。

そのため、長期化すると次の段階として不登校に移行するケースも少なくありません。

【不登校の原因がわからない…】子どもが悩みを話さない本当の理由と親の接し方
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なぜ母子登校は長引いてしまうのか

株式会社PLS なぜ母子登校は長引いてしまうのか

「そのうち離れる」と言われ続ける現実

母子登校の親御さんがよくかけられる言葉があります。

「そのうち自然に離れますよ」
「今は安心させてあげてください」

もちろん、安心感は大切です。

しかし、安心だけを積み重ねても、自立の経験が育たなければ状況は変わりません。

気づけば半年、1年と続いているケースも少なくないのです。

親の負担は想像以上に大きい

母子登校は「登校できているから大丈夫」ではありません。

毎日付き添いを続ける親御さんは、

・仕事への影響
・精神的疲労
・周囲の視線へのストレス
・自分を責める気持ち

を抱え続けています。

授業参観のように終わりが見えているものではなく、いつ終わるのか分からない付き添い。

その重さは、経験した方にしか分かりません。

母子登校の背景にあるもの

株式会社PLS 母子登校の背景にあるもの

依存が強まる理由

母子登校の背景には、

・失敗への強い不安
・自己肯定感の低さ
・自分で判断する経験の不足
・安心対象への過度な依存

などが見られることがあります。

これは性格の問題でも、親の責任でもありません。

ただし、関わり方を誤ると長期化しやすいという特徴があります。

中学生でも増えている現実

「母子登校は小学生まで」

そう思われがちですが、実際には中学生の母子登校も増えています。

・校門までの送迎がないと登校しない
・教室前までの付き添いが必要
・校内で保護者の待機が求められる

小学生の頃から続いている場合、思春期に入り依存と反発が混在し、改善に時間がかかるケースもあります。

だからこそ、「まだ小学生だから大丈夫」ではなく、今整えるという視点が大切なのです。

母子登校から自立登校へつなげるために

株式会社PLS 母子登校から自立登校へつなげるために

いきなり引き離さない

母子登校は、
「明日から一人で行こう」と言って解決するものではありません。

大切なのは、段階的な変化です。

例えば、

・校門まで → 下駄箱まで
・下駄箱まで → 教室前まで
・教室前まで → 廊下で待機

というように、小さな成功体験を積み重ねていきます。

今日はここまでできたを増やしていくことが重要です。

家庭内での関わりを見直す

知らず知らずのうちに、

・準備をすべて整えている
・失敗しそうな場面を先回りしている
・常に答えを与えている

こうした関わりが習慣になっている場合もあります。

少しずつで構いません。

「考える時間」を子どもに渡すことが、自立の土台になります。

専門家の視点を取り入れる意味

母子登校は、ご家庭だけで改善できるケースもあります。

しかし、方向性を誤ると長期化しやすい問題でもあります。

「これで合っているのかな」と感じた時点で、
第三者の視点を入れることは特別なことではありません。

早めの整理が、結果的に一番早い改善につながることも多いのです。

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母子登校は見えにくいサイン

株式会社PLS 母子登校は見えにくいサイン

母子登校は、不登校よりも周囲に理解されにくい問題です。

けれど、

・親がいないと成り立たない学校生活
・子どもの強い不安
・親の慢性的な疲労

これらは決して軽いものではありません。

もし今、

「このままでいいのか分からない」
「正直、少し疲れている」

そう感じているなら、それは大切なサインです。

PLSでは、お子さんの状態や親子関係を丁寧に整理し、家庭対応で整うのか、第三者の介入が必要かを具体的にお伝えしています。

母子登校に悩んでいる方は、どうか一人で抱え込まずに。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回のブログでお会いしましょう。

活動範囲
PLSの復学支援は、北海道、東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州と全国対応しています。

訪問支援の実績がある地域
これまでに以下の地域へ訪問し、対面での復学支援を行ってきました。

北海道
東北/宮城県 山形県 福島県
関東/茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 長野県
北陸/新潟県 富山県 石川県 福井県
中部/静岡県 愛知県 三重県
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中国/岡山県 広島県
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