ブログをご覧の皆様、こんにちは!
いであるです。
「息子が幼いんです…」
「娘が年齢の割には子どもっぽくて…」
日頃から、多くのご家庭の支援をしている中で、このようなご相談を頂く事があります。
この記事を読んでいただき、少しでも不安な心から、安心に変わってもらえると嬉しいです。
今回は、「我が子の幼さに悩む親御さん向け」の記事になります!
人は自分を使い分けする事ができるのです!
思春期に入ると、お子さんは「自分」をキャラクターとして使い分けることが出来ます。
大きく分けると2つで、「家での顔」と「それ以外の顔」です。
私たち大人でも、家の中で過ごす自分と職場での自分は、違うことがあると感じます。
思春期に入る前の小学生低学年でも、使い分けはできます。
思春期になるとよりその傾向がより洗練されるのです。
「この子、こんなにルーズで大丈夫かな…」
「こんな口調で友達に嫌われないのかな」
と家の中での我が子を見て、心配したことはありませんか?
日頃から、Learning Systemなどで親御さんとやり取りをしている中でも、「この学年にしては幼いなぁ」と感じることがあります。
親御さんの立場だと、心配したり落ち込んだりして当然です。
Learning Systemの詳細については、下記リンクをご覧ください。
親御さんの考え方を見直してみませんか?例を挙げて説明します!
ここからは親御さんのマインド改善のポイントです!
落ち込んで終わりではなくて、一旦こう考えてみてください。
「なぜ、私は今、この子のこの行動を幼いと感じたのだろう」と。
「同じ学校の同学年の子どもたちだったらこうするはず」
「近所のあの子ならこれは自分で出来るはず」
「いつもあの子は遊びに来た時にしっかり挨拶をしてくれる」
多くの方は、我が子が幼いと感じる根拠として、我が子以外のお子さんとを比べてしまっているのです。
例えば、
息子と仲良くしてくれている太郎君は、家に来て私と顔を合わせれば必ず挨拶をしてくれるんです。
お菓子を出してもお礼をしてくれて…。
息子は3時のおやつの時間に何か出しても当たり前のようにお礼も言わずただ食べるだけで…。
友達が帰る時に送って帰ろうか!と言うと『大丈夫ですよ!』と元気に歩いて帰ります。
それに比べて息子はすぐ近所のお店に行くだけで車じゃ無いと行かないと言うのです。
出かける時でも、もう高学年なのにまだ服着替えさせてなんてお願いしてきます。
この幼さをどうにかしないととは思っているのですが…。
というご相談。
もし、この親御さんのおっしゃる「幼い」が、他のお子さんと比較していたとしましょう。
それで、幼いと感じられているのであれば、比較の仕方が全くフェアではないということが考えられます。
「比較がフェアでない」この考え方を深掘りします!
比較の仕方が全くフェアではないことを、深掘りしてみましょう。
皆様が比較しているのは、他のお子さんの「外面」だからフェアとは言えないのです。
・我が子の怠けたように見えるありのままの状態
・他のお子さんが「しっかり者」として作っている「外面」
この2つを比較してしまっています。
冒頭でお伝えしましたように、思春期になると、大きく分けて2つのキャラクターを使い分けていきます。
それは、皆様のお子さんだけではなく、他のお子さんも使い分けることが出来るのです。
比較をしてしまうと「どう育てたらあんなに立派になるの!?」と、これまのご自身の子育てに、自信を失う方もいるでしょう。
落ち込んだり、自信を失うわなくてもいいのです。
意外としっかり者に見えていたお友達も、家庭内では怠け者ということは、よくあります。
遊びに来ている時とは考えられない口調で話していたり、ルーズさがあったり。
1度、そのお子さんの親御さんと話してみると、「あ、意外とどこの家庭もそうなんだ」と安心できるかもしれません。
その反対に、皆様のお子さんだって、家庭内では幼さや怠け者な一面を見せていたとしても、外では意外としっかりとしている可能性もあるのです。
家では、お菓子やご飯を出しても「いただきます」も「ご馳走様」も言わない。
しかし、友達の家では元気に、「いただきます!」「ご馳走様でした!」おまけに「美味しかったです!」まで言っているかもしれません。
お子さんの幼さに不安がある親御さんに意識してほしいポイント「まとめ」
今回のお話では、下に書く、3つの事を知っていただきたいです。
①思春期になると「家庭内」と「家の外」ではキャラクターを使い分けられるようになる。
②家で幼さが見えたり、自分で出来ることもしない怠け者でも、外ではしっかりしているお子さんが多い。
③比べるのは他のお子さんではない。
この考え方が頭にある、それだけで、昨日より「余裕のある子育て」ができるかもしれません!
本来、お子さんにとって、一番安心できる居場所である家庭。
そこで、「外」のキャラクターを使わないといけない状況となると、それは、別の問題があると推察できます。
気になった方は、遠慮なくご相談ください。
お子さんに合う子育てを学びたい、これまでと違った視点から子育てを楽しみたいという方は「子育てサポートコース」がオススメです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、次回のブログでお会いしましょう!
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