ブログをご覧の皆様、こんにちは!
いであるです。
いよいよ中学3年生、高校3年生はいよいよ“受験シーズン”へと突入します。
今、支援中のご家庭にも各3年生は多くサポートしていますが、定期テストとは別で受験勉強に忙しい毎日です。
毎年、夏休みが明けた頃から、受験生のフォローを手厚くするのですが、ギリギリになってスイッチを切り替えるお子さんが多いように見受けられます。
それで間に合うお子さんもいるのですから、素直な気持ちで「追い込み方がすごいな…」と感心してしまいます。
今回は「受験勉強」について書いていきます!
お子さんにかける言葉で傷つけてしまっていることも…
実際に受験を控えているご家庭は、意外とお子さん以上に落ち着きが保てなくなりソワソワされる親御さんが多いです。
「こんな勉強量で本当に合格できるのか?」
「なんでまだゲームする余裕が持てるの?」
「なんで危機感持ってないのか?」
「もし合格しなかったらどうしよう…。」
「周りと比較してる場合じゃないでしょ…。」
親御さんからこのようなお話を聞くことも増えてきます。
我慢できず、その気持ちが爆発した時に、親御さんからお子さんに
「いい加減勉強しなさい!」
「受験生としてどうなの?考えて行動してる?」
「どういうつもりでそんな余裕持ってるの?」
とグサっと刺さるような声かけをしてしまっているケースが多いです。
親御さんの気持ちは痛いほどわかります!
受験は親ではなく子どもの問題とは言っても、大事な将来がこの受験で決まります。
本命ではない学校に入学して「やっぱり学校辛い」なんてことになり、それが不登校に繋がることもあるかもしれません。
そう考えると、あれこれ口を出したくなるのも当然です。
ただ、そんな時は自分の学生時代を思い出してみてください。
口うるさく親に受験勉強のことを言われましたか?
もし言われていたなら、その時はどういう気持ちになったでしょう。
素直に「うん。わかった。ちゃんと勉強するね」返事していたでしょうか?
「やってるのにうるさいなぁ」
「口を開けば勉強のことばっかり!」
「もう放っといてよ!」
と答えたくなる人がほとんどだと感じます。
言われなくても頭のどこかでは、自分なりに考えることが出来ていたはずです。
それはお子さんも同じかもしれません。
本人なりに頑張っているかもしれない中で、親が余計に口出しをしてしまうと間違いなく勉強スイッチはオフになります。
オフになるだけでなく親子関係に亀裂が入ってしまうことも…。
「親にムカついたから勉強する気が失せた」というお子さんも少なくないのが現実です。
子どもの問題である受験を意識付けできる対応とは
お子さんを見て何か言いたくなることもあるかもしれません。
そこは、グッと堪えて「なんだかんだ自分で考えてるのだろう」という気持ちを持って、受験勉強自体は「子どもの問題」として捉えることが正解です。
口を出してしまい、受験勉強をしなくなったり、受験自体をしないという選択をとられてしまうと本来はお子さんの将来のためをと思って声かけたことが本末転倒になってしまいます。
しかし、全く勉強していない我が子をただただ見守るというのも心苦しいものです。
そんな時は「勉強しなさい!」としていないことを決めつけて話すのではなく
「勉強進んでる?困ってることない?」
「自分で進めるの難しいとか思う?もし難しかったら親に聞くでも良いし、受験の間だけ塾や家庭教師に頼るのも良いから相談してね」という風な声かけをしてみましょう。
お子さんによって受験モードに入る時期は異なります。
本当にギリギリまで勉強しない、行動に移す素ぶりが見えないという場合は、父性対応をしてみましょう。お父さんを筆頭に家族で話し合いの場を設けて、受験に対してどういう考えを持っているのか、親子間で異なる部分はないか、そして最後に受験の意識付けをしてみましょう。
【受験勉強って誰の問題?】親御さんの向き合い方について解説します「まとめ」
受験自体はお子さんの問題ですが、乗り越えるのは家族全員でチーム一丸となり乗り越えるべきだと考えています。
少し難しいかもしれませんが、人生を左右する大事な時期だからこそ協力が必要です。
「必要以上に声をかけないようにする」というのも親ができる立派な協力なのです。
受験についての不安や悩みがある親御さん。
PLSは受験についてのサポートも手厚くしておりますので、家庭だけで抱えるのが辛くなれば、遠慮なくご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは次回のブログでお会いしましょう!
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